#357 「肉体改造」という表現が好きではありません

公開日: : S&Cコーチとしての思考


 

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過去のブログで編集後記として書いた文書がなかなか良かったので、ブログ記事に昇格させて書き直してみました。

 

 

「肉体改造」ってなんやねん!

プロ野球がシーズンオフになると、さまざまなメディアで「◯◯選手が肉体改造に着手!!」みたいな報道を目にします。

個人的にはこの「肉体改造」という表現が好きではありません。オフシーズンの数ヶ月だけキツいトレーニングをすれば肉体を改造したかのように体力が大きく向上して、その新たに手に入れたボディで次のシーズンを最後まで戦えるみたいな誤った印象を与えかねないからです。

トレーニングはオフシーズンもシーズン中も、ずーっと継続すべきものです。あえて言うなら、「肉体改造」とは、数週間だけ沖縄とかグアムとかハワイで合宿して行うイベントではなくて、1年中継続して実施するプロセスです。

1年中実施しているプロセスを、あえて「肉体改造」なんて呼ぶ必要はありません。当たり前なんです。日常なんです。特別じゃないんです。それだけです。

 

 

まとめ

もちろん、トレーニング量は時期によって変わってくるし、オフシーズンは比較的トレーニング量を増やせる時期ではありますが、それを特別視して「肉体改造」と呼ぶ必要はありません。アスリートが年間を通してトレーニングするのが当たり前の日常になる、そんな文化が育ってくれることを願ってやみません。

 

 

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【編集後記】

本日は、兵庫で5時間の座学セミナーの講師を務めました。5時間のセミナーはもう何回もやっていますが、やはり長いです・・・。ずーっと座って話を聞いているのもかなりつらいはずです。将来的にセミナーを自主開催する時は、2~3時間程度のコンパクトな形式にしようと思いました。

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  • 河森直紀(かわもり なおき) PhD, CSCS

    1979年10月17日 神奈川生まれ 埼玉育ち
    ストレングス&コンディショニング(S&C)コーチ。

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