#607 要注意!こういったパーソナルトレーナーは選んではいけません!避けるべきパーソナルトレーナーの8つの特徴

 

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先日お受けしたインタビューで、パーソナルトレーナーの選び方についての質問がありました。

その時の私の答えは、こちらのインタビュー記事でご覧いただけます↓

参考 運命のジム&パーソナルトレーナー探し。アスリート指導者が語る、選び方のヒントWomen’s Health

 

私自身はトレーニングを指導する仕事をしていますが、このインタビューがきっかけとなり、私がパーソナルトレーナーを選ぶ側の立場だったら、どういったところに注意して選ぶかを改めて考えてみました。

決して安くはない料金を支払って、キツいトレーニングをやらされるわけですから、選ぶ立場としては、パーソナルトレーナー選びで「失敗をしたくない!」という気持ちのほうが強いと思います。

そこで、オススメのパーソナルトレーナーの特徴ではなく、「こういうパーソナルトレーナーは避けたほうがいいです」という観点でまとめてみます。

 

 

避けるべきパーソナルトレーナーの特徴

  • 特徴その①:求めているものと専門性が一致しない
  • 特徴その②:「なんでもできます!」と主張する何でも屋
  • 特徴その③:わからないことを「わからない」と認めない
  • 特徴その④:トレーニングの内容について、わかりやすく説明できない
  • 特徴その⑤:料金が高いと感じる
  • 特徴その⑥:料金が安すぎる
  • 特徴その⑦:資格を持っていない
  • 特徴その⑧:なんだか合わない・信頼できない

 

特徴その①:求めているものと専門性が一致しない

パーソナルトレーナーとして活動している人のバックグラウンドはさまざまです。

持っている資格も、受けてきた教育も、得意分野も、パーソナルトレーナーによってまったく異なります。

したがって、どんなに優秀なパーソナルトレーナーであっても、あなたが求めているもの(=トレーニングの目的)と、その人の専門性が一致していなければ、望むトレーニング効果を得ることは難しいでしょう。

 

たとえば、夏に向けてダイエットをしたい、という目的でパーソナルトレーナーを探している人が、理学療法士等のメディカル系の資格やバックグラウンドを持ったパーソナルトレーナーと契約をしても、その目的を達成できる可能性は低いでしょう。

そういう場合は、ダイエットを専門とするパーソナルトレーナーを探して、トレーニングを指導してもらったほうがいいです。

逆に、身体のどこかに痛みがあって、それを改善させたいという目的であれば、理学療法士等のメディカル系の資格やバックグラウンドを持ったパーソナルトレーナーのほうが適切かもしれません。

 

したがって、自分が求めているものとパーソナルトレーナーの専門性を吟味した上で、それが一致しないパーソナルトレーナーを選んで無駄なお金・労力・時間を使わないように気をつけましょう。

 

ちなみに、私の専門性は「ストレングス&コンディショニング」であり、競技力向上を目指すアスリートのためのトレーニング指導が専門です。

それ以外の目的でパーソナルトレーナーをお探しの方、たとえばダイエットを望まれている方やボディビルディングの大会に出たいという方が私のところに来たら、お断りします。

できないことはキチンとお断りするのがマナーだと考えているので。

 

 

特徴その②:「なんでもできます!」と主張する何でも屋

すでに説明したように、パーソナルトレーナーには専門性があります。

にもかかわらず、「なんでもできます!」なんて主張しているパーソナルトレーナーは怪しいです。

できないことは「できない」と正直にお断りするのが誠実な態度のはずです。

 

ダイエットもできる、筋肉を太くするのもできる、痛みを取ることもできる、競技力向上に繋げることもできる・・・なんてパーソナルトレーナーは存在しないと考えたほうがいいです。

まれに本当になんでもできる天才もいるかもしれませんが、そんな人と出会う確率は宝くじに当選するより低いでしょう。

 

目の前に「なんでもできます!」なんて言っているパーソナルトレーナーがいたら、あなたと契約をしたいがために、口から出まかせを言っている可能性が高いです。

あるいは、自分が何ができるか(=専門性)をそもそも把握できていないくらいレベルの低いパーソナルトレーナーであるか。

どちらにしろ、避けたほうが賢明でしょう。

 

 

特徴その③:わからないことを「わからない」と認めない

少し特徴その②と重複しますが、わからないことを「わからない」と認めないパーソナルトレーナーにも注意が必要です。

たとえば、自分の専門性とは異なることについて質問されたら、「わからない」と正直に認めるのがまともなパーソナルトレーナーです。

また、自分の専門分野であっても、最新の科学をもってしても解明されていないことだってたくさんあります。

だから、まともなパーソナルトレーナーであれば、わからないことを「わからない」と正直に認めることができるはずです。

 

「わからない」ことがあることを認めるのは恥ではないのです。

わからないのに認めることができず、わかったふりをしてしまうことこそ、恥ずべき行為です。

したがって、自分が「わからない」ことを隠そうとして認めないような不誠実なパーソナルトレーナーは選ばないほうがいいです。

 

あるいは、自分の無知を隠すために「わからない」と認めないのではなく、自分が何をわかっていて何をわかっていないのかが整理できてきないケースもあるかもしれません。

そうだとしたら、それはそれで、そんなレベルの低いパーソナルトレーナーは選ばないほうがいいです。

 

 

特徴その④:トレーニングの内容について、わかりやすく説明できない

トレーニングというのは、ただ適当にエクササイズを並べて、とりあえず汗をかくようなキツいことをやっていればいいってもんではありません。

トレーニングの目的を分析し、それを達成するためにはどういったエクササイズが適切で、どういった強度・量・頻度で実施したらいいのかを考えたうえで、やる内容を決める必要があります。

つまり、パーソナルトレーナーが提供するものには、それがプログラムの内容であれ、エクササイズのやり方であれ、しっかりとした理由が存在するはずなのです。

 

まともなパーソナルトレーナーであれば、「なぜこのプログラムなのか?」「なぜこのフォームでエクササイズを実施するのか?」等の質問をしたら、わかりやすく説明してくれるはずです。

そこを説明できないようなパーソナルトレーナーは、あまり深く考えていない可能性が高いので、避けたほうが無難です。

 

また、「質問には答えてくれるんだけど、難しくてよく理解できないんだよな・・・」という場合も注意が必要です。説明がわかりやすくないというケースです。

わかりやすく説明できないということは、そもそもパーソナルトレーナーがその事柄について深く理解していないのかもしれません。

自分の頭で考えたのではなく、ネットや雑誌で読んだ内容をそのままパクってきただけかもしれません。

それだと応用がききませんし、そもそもパーソナルトレーナーにお金を払わずに、自身でネットや雑誌でトレーニング内容を探せばいいってことになってしまいます。

したがって、「わかりやすく」説明ができないパーソナルトレーナーも避けたほうが良いでしょう。

 

 

特徴その⑤:料金が高いと感じる

あなたが「料金が高いな〜」と感じるパーソナルトレーナーは避けたほうがいいです。

しかし、勘違いしないでください。

料金が高いパーソナルトレーナーがダメと言っているわけではありません。

あくまでも「あなたがどう感じるか」が重要です。

平均よりも高い料金であっても、あなたが納得できて「むしろ安いくらいだ」と思えるのであれば、なんの問題もありません。

逆に、平均よりも低い料金であっても、あなたが納得できないのであれば、やめたほうがいいです。

要するに、「パーソナルトレーナーが提供してくれる価値>料金」であればいいのです。

 

場合によっては、とても優秀で、専門性も合っていて、高い価値を提供してくれるパーソナルトレーナーであっても「料金が高いな〜」と感じることもあるでしょう。

そういうケースでも、その人は選ばないほうがいいです。

あなたの「目的を達成したい!」という熱意が、まだそのパーソナルトレーナーのレベルに到達していないということですから。

 

また、単純に経済的な余裕がなくて「料金が高い」と感じる場合もあるでしょう。

トレーニング効果を得るには、継続してトレーニングを実施することが必要です。

したがって、経済的な余裕がなくて、長く継続するのが難しいようであれば、料金が高いと感じるパーソナルトレーナーはやめておいたほうがよいでしょう。

「この値段だったら継続できる」と思えるパーソナルトレーナーの中から、自分に合う人を見つけましょう。

 

どちらにしろ、「料金が高いな〜」と不満を持ちながらトレーニングをやっているようでは、効果が出るものも出なくなります。

納得して気持ちよく料金を支払って、信頼をしてトレーニングに打ち込めるようなパーソナルトレーナーがあなたに合っているはずです。

そういう人を探しましょう。

 

 

特徴その⑥:料金が安すぎる

特徴その⑤と真逆ですが、料金が安すぎるのも考えものです。

自分の腕に自信がなくて、料金を安く設定しているのかもしれません。

私だったら、そんな自信のないパーソナルトレーナーにトレーニングを教えてほしくはありません。

たとえ安かったとしても、結果がでないのであれば、お金を無駄にすることになり、結局は高くつきますから。

 

また、腕が良いパーソナルトレーナーだけど、ビジネス感覚が乏しいため、安価で多くのクライアントさんを抱えてしまっているケースもあるかもしれません。

ある意味、良心的なのかもしれませんが、ビジネスとして成り立っていないと、近い将来、廃業せざるをえなくなるかもしれません。

トレーニングは継続して取り組むことが重要なので、良いパーソナルトレーナーと出会えたら、その方とできるだけ長く付き合うことが理想です。

したがって、パーソナルトレーナーが経済的に安定しているかどうかは確認しておくべきです。

※もちろん、料金が安くても、しっかりとビジネスとして成り立っているのであれば問題ありません。

 

 

特徴その⑦:資格を持っていない

パーソナルトレーナーになるために必須の資格はありません。

国家試験に合格しないとできない職業ではないのです。

誰でも今日から「私はパーソナルトレーナーです」と名乗って活動できてしまいます。

その一方で、資格を持っているかどうかは、パーソナルトレーナーとしての腕とはまったく関係ありません。

なんの資格も持っていないけど腕の良いパーソナルトレーナーもいるでしょうし、たくさん資格を持っていても腕が悪いパーソナルトレーナーもいるでしょう。

 

そういった事情を考えると、パーソナルトレーナーが資格を持っているかどうかは関係ないと言えば関係ないです。

それでも、私は資格を持っていないパーソナルトレーナーは選ばないほうがいいと考えます。

 

私は約2年前にフリーランスとして独立しました。

それまでは組織の一員として、アスリートにトレーニング指導をしていましたが、フリーランスになったとたん、すべての責任が私個人にふりかかってくることに不安を覚えました。

たとえば、「もし、不慮の事故でクライアントさんがケガをしてしまって裁判になったらどうしよう」と考えました。

トレーニング指導に関するまともな資格であれば、どういった事故が起こりうるか、そういったリスクを避けるためにどういったところに注意するべきか等の教育がされているはずです。

それなのに、そのような資格を何も持っていなかったら、非常に無責任な人間に見られてしまうことでしょう。

だから自分を守るためにも資格を持っておくことは必須だと感じました。

 

べつに、クライアントさんがケガをした時に、責任を負いたくないという自分勝手な話ではありません。

専門家として活動するうえで、自分に起こりうるリスクを考えた上で、自分を守るためにできることの1つとして資格を保持しておく。

それはパーソナルトレーナーとして活動する上で、必要な責任だと思うのです。

 

逆に、パーソナルトレーナーを選ぶ立場になって考えた場合、パーソナルトレーナー自身のことを守るために責任のある行動(資格を持っておく)ができないのであれば、クライアントである私を守るために責任のある行動をしてくる可能性も低いのではないかと不安になります。

したがって、腕の善し悪しを判断する材料としてではなく、責任を持って行動しているかどうかを判断する材料として、パーソナルトレーナーが資格を持っているかどうかをチェックしていただきたいのです。

 

具体的にどの資格がいいのかをお伝えするのは難しいです。

トレーニングに関連する分野の資格で、定期的に資格を更新する必要があり、そのために継続教育を受けるのが必須になっているものが好ましいでしょう。

 

 

特徴その⑧:なんだか合わない・信頼できない

具体的な理由がなくても、なんだか合わない・信頼できないと感じるパーソナルトレーナーは避けたほうがいいです。

あなたが感じる「違和感」は曖昧なものではありますが、結構当たるものです。

 

なにより、トレーニングは効果があると信じて継続することが重要です。

たとえ優秀なパーソナルトレーナーがあなたにとって適切なプログラムを作ってくれたとしても、あなたが不信感をもって取り組んでいたら、効果が出なくなってしまいます。

 

それに、パーソナルトレーニングは人間同士がコミュニケーションを取りながら行うものですから、相性も大切です。

男性がいい、女性がいい、若い人がいい、年配の人がいい、おしゃべりな人がいい、口数が少ない人がいい、厳しい人がいい、優しい人がいいetc、好みはさまざまなはずです。

世の中には多くのパーソナルトレーナーがいるわけですから、自分に合わない人から我慢して教えてもらう必要はありません。

違和感を感じず、信頼できるパーソナルトレーナーにトレーニングを教えてもらうのが、効果を出すための近道です。

 

 

まとめ

インタビューをきっかけに考えたことをまとめてみたら、結構長い記事になってしまいました。

ただ、パーソナルトレーナー選びで失敗をしたくないと考えている方がこの記事にたどり着いたのだとしたら、失敗を避けるために知っておくべき情報が多いのは悪いことではないでしょう。

トレーニング効果が出るまでには時間がかかるものです。

だから、パーソナルトレーナー選びに成功したか失敗したかを見極めるのにも時間がかかります。

そう考えると、選ぶ前の段階でしっかりと情報収集に時間をかけて、失敗するリスクをできるだけ下げておくことは大切です。

そのうえで、ひとたびパーソナルトレーナーを選んだら、その人を信頼して、継続して一生懸命トレーニングに取り組んでみてください。

それが効果を出すための近道です。

 

 

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【編集後記】

空気清浄機を買いました。ダイキンのものが気になっていたのですが、実施に家電量販店に見に行ったら、シャープのものが大きさ的に良さそうだったので、そちらにしました。最近はネットショッピングを利用することが多いですが、やはり実店舗で実物をチェックするのは重要だなと感じました。