アスリートのパフォーマンスは一朝一夕に向上するものではありません。
長期的な計画をたてて、地道に練習やトレーニングを継続することで、少しずつ向上させていくものです。
短期間で一気にパフォーマンスを向上させる魔法のような方法など存在しないのです。
その一方で、試合当日に取り入れることで、パフォーマンスを一時的に向上させることのできる方法はいくつか存在します。
その中でもとくに有効であると考えられ、多くのアスリートが活用しているのが試合前の「ウォームアップ」です。
適切なウォームアップを実施するかしないかで、とくに試合開始直後のパフォーマンスに大きな差が生まれると考えられます。
サッカー・バスケ・ラグビー等の球技系競技においては、試合が前半と後半にわけられ、その間には10〜20分程度のハーフタイムが設けられています。
そのような場合、試合前に実施したウォームアップによる効果やアドバンテージが、試合後半にも残っているかはビミョーなところです。
実際、ハーフタイム中に身体を動かさずに座ったままでいると、体温や筋温が低下して、後半開始後のパフォーマンスが低下することを報告している研究もいくつか存在します。
そこで、試合後半に向けてパフォーマンスを高める、もしくは維持するために、ハーフタイム中に再びウォームアップをやり直す「リウォームアップ」という手法が近年注目を集めています。
試合前の「ウォームアップ」とハーフタイム中の「リウォームアップ」を組み合わせることで、球技系競技における試合でのパフォーマンスを最大限に高めることが期待されます。
球技系競技におけるハーフタイム中の「リウォームアップ」をテーマとして、その必要性や効果、最適なプロトコル等について、できる限り科学的知見に基づいて解説するためにセミナーを企画しました。
本動画教材は、オンライン形式で実施したセミナーを収録したものです。
内容説明
- 試合当日のパフォーマンスUP戦略
- 試合中に高強度運動量が低下する時間帯
- 従来のハーフタイム戦略の問題点
- リウォームアップについての科学的知見
- リウォームアップで狙いたい生理学的反応
- 最適なリウォームアップのプロトコル
- リウォームアップで起こりうるデメリット
商品価格
¥27,000
商品説明
2024年2月4日開催のオンラインセミナーを収録
収録時間 2時間20分
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・セミナースライドダウンロード(PDFファイル)