河森とのトレーニング歴
5年半
指導形態
少人数グループ
競技歴・実績
20年6ヶ月 (うちエペは13年)
トレーニングの目的
競技力の向上
トレーニング指導を受ける前に、どのようなことで悩んでいましたか?
海外の選手と戦うにあたり、体力的に劣っていた。
とくに接近戦で相手と力比べをしないといけない場面で、力負けをして剣が飛ばされたり、体勢を立て直すのに時間がかかったりして、自分に優位な戦い方ができなかった。
力比べで劣っているぶん、足を動かして戦おうとしたが、必要以上に体力を消耗してしまい、試合中にガス欠を起こすケースが多かった。
トレーニング指導を受けてみて、いかがでしたか?(体力面での変化)
河森さんのトレーニングは、下半身に関しては臀部やハムストリングといった身体の後ろ側の筋力・柔軟性を重視しているが、その効果は実感している。
上半身が弱点だったが、だいぶ筋力がついてきたと実感している。実際に扱う重量も増えている。懸垂は全然できなかったけど、だいぶできるようにもなった。
トレーニング指導を受けてみて、いかがでしたか?(競技面での変化)
成績にはまだ結びついていないが、パフォーマンスは良くなって来ていると感じる。
パワーやスピードが上がり、自分の動作の質が上がった。たとえばファントにおけるスピードや安定感が向上した。
また、相手と接触する展開などで、力負けすることが減った。
相手を剣で突きに行くときに、以前は下半身に比べて上半身の筋力が弱かったので、本来は手から先に出ないといけないのに、手が出ないうちに突きに行ってしまっていたが、上半身の筋力向上により改善できた。
また、剣で突きに行ったあとのリカバリーでも、上半身が強くなったことで、対応の選択肢が増えた。
筋力が向上したことによって戦い方を変えることができて、不必要に動いて息が上がってしまうことも減った。
その他
体力面の向上がフェンシング技術の向上に結びつくまでに時間がかかってしまうところがあるが、継続してトレーニングを実施することで、確実に競技力向上には繋がっていると実感している。