「筋肥大効果を高めるためには、セット間レストを短く(1分程度)したほうがいい」
そんな話を聞いたことはありませんか?
私が大学生の頃は(2000年前後)、授業でそのように教わりましたし、教科書にもそう書いてありました。
一般的に、筋肥大のためには1セットあたり10レップ前後が推奨されていたので、それを短いレストを挟んで繰り返すのが筋肥大には効果的だと考えられていたのです。
実際にやってみると、それはそれはキツくて、ゲロゲロ~と吐きそうになることもありました。
「吐くまで追いこんだんだから、筋肥大効果がMAXに高まっているい違いない!!」
そう信じ込まないとやっていられないほどキツかった記憶があります。
しかし、それから20年以上が経った現在、まだそれを信じて実践しているとしたら、実は逆効果になっているかもしれません。
ここ10〜15年ほどで、セット間レストに関する研究が進み、セット間レストを短くしたほうが筋肥大効果が高まる、という主張の根拠が否定されるようになってきたのです。
むしろ、セット間レストを長くしたほうが筋肥大効果が高まる可能性を示すデータが少しずつ出てきています。
つまり、セット間レストを短くすると、吐くほどキツいにも関わらず、筋肥大効果は逆に低下してしまうかもしれないのです。
完全に無駄なキツさですよね。
ウエイトトレーニングというのはキツければいいってもんではないですが、効果を高めることを目指すと往々にしてキツくなるものです。
どうせキツいことをやるのであれば、効果が高いトレーニングをやりたいですよね?
そのためには、できるだけ科学的知見を仕入れて、それに基づいたトレーニングをすることが最適なやり方です。
そこで、「セット間レスト」に関する科学的知見をまとめて解説するセミナーを企画しました。
本動画教材は、オンライン形式で実施したセミナーを収録したものです。
- 筋肥大を高めるためにはセット間レストを短くしたほうがいいと考えていたので、知識をアップデートしたい
- セット間レストを短くしたほうが筋肥大効果が高まるという考え方が近年では否定されているのは知っていたけど、その背景や科学的根拠を知らないので学びたい
とお考えの方にオススメの内容になっています。
また、筋肥大のためのセット間レストの長さだけでなく、筋力向上のためのセット間レストの長さや、セット間レストに何をすべきか、といったトピックについてもカバーしています。
「セット間レスト」というのは、ウエイトトレーニングのプログラムデザインにおいてはかなり地味な存在ですし、他の変数(強度、量、etc)と比べると研究数も少ないです。
だからこそ、この動画を購入して学んでおけば、「セット間レスト」についてはある程度の知識を網羅することができて、それ以上学ぶ必要がなくなり、他の変数に関する学びに時間や労力を避けるようになる。
そんなセミナーを目指して準備をしました。
本動画教材は、オンライン形式で実施したセミナーを収録したものです。
本セミナーは、「科学的知見に基づいたプログラムデザイン」シリーズの1つとして企画しました。
「科学的知見に基づいたプログラムデザイン」シリーズについては、下記ブログ記事の説明をご一読ください。
#842 「科学的知見に基づいたプログラムデザイン」と題したシリーズもののセミナーの提供を開始します
内容説明
- 筋肥大のためのセット間レストの長さ
- ホルモン仮説
- 筋力向上のためのセット間レストの長さ
- 爆発的パワー向上のためのセット間レストの長さ
- 必要なセット間レストの長さに影響を与える要因
- セット間レストの長さを自分で決める vs. 固定
- セット間レスト中に他の種目を実施:スーパーセット
- セット間レスト中に何をやるべきか・やらないべきか
商品価格
¥27,000
商品説明
2023年5月7日開催のオンラインセミナーを収録
収録時間 2時間34分
・動画ダウンロード(MP4ファイル)
・セミナースライドダウンロード(PDFファイル)