#175 腕立て伏せのコーチングキュー

公開日: : 最終更新日:2016/10/31 エクササイズ, コーチング


 

Medium 5476503773

 

個人的に、腕立て伏せは大好きなエクササイズです。なぜ好きなのか、その理由のヒントが上の写真に隠されています。・・・というのは冗談です。実際の理由は過去のブログで書きました。

#119 腕立て伏せ vs. ベンチプレス

 

適切なフォームで実施すれば、さまざまな効果が期待できる素晴らしいエクササイズですが、そもそも適切なフォームで実施できるアスリートが少ないのが現状です。

トレーニングプログラムで「腕立て伏せ、自体重で3セット✕10レップ」と処方すると、「腕立て伏せ10回なんてチョロいぜ!!そんな簡単なことやって、なんか意味あるの?」という表情を見せるアスリートが多いですが、適切なフォームを教えたうえで実際に腕立て伏せをやらせてみると、自体重10レップもできないなんてことは珍しくありません。「あれ、こんなはずじゃないのに・・・」とアスリートは思っていることでしょう。

 

 

腕立て伏せのコーチングキュー

ということで、腕立て伏せは効果的なエクササイズですが、適切なフォームで実施できるアスリートは少なく、適切なフォームで実施しなければ効果は期待できません。したがって、腕立て伏せをプログラムに加えるのであれば、S&Cコーチとして適切なフォームを教える能力が必要になります。

今日は、腕立て伏せのコーチングキューについて、役に立つ動画を見つけたので紹介します。

 

 

この人が言っている事を簡潔にまとめると:

  • 腰椎を過伸展して骨盤が過剰に前傾してしまう(お尻が落ちてしまう)場合、お尻に力を入れるようにすると、腰椎と骨盤がニュートラルな位置に戻り、身体を一直線にできる
  • エキセントリック局面で顎を前に出してしまう場合、胸で最初に床をタッチして顔は床に着かないようにコーチングすると、胸椎がニュートラルな位置に戻り、身体を一直線にできる
  • 開始姿勢で、両脇の下にオレンジを挟んでいると想像してそれを絞るようにすると、正しい開始姿勢が取れる

これらのコーチングキューは私自身も頻繁に使っており、アスリートに適切なフォームを教えるのに役に立つのでオススメです。

 

 

||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

【編集後記】

ソチ五輪が近づいてきましたね〜。興味のある種目のスケジュールを調べてみたら、日本時間でちょうど夕食時にあたるようなので、お酒でも飲みながらテレビ観戦するには調度良いな〜と今から楽しみになってきました!

関連記事

#102 新しいエクササイズをデモする時のアイデア

新しいエクササイズをアスリートに紹介する時に、S&Cコーチがデモをする機会は多い

記事を読む

#66 S&Cコーチの役割 2.0

    前回のブログ記事が予想外のヒットを記録しました。思いついた事をパパっと書いただけで、

記事を読む

#170 ウエイトリフティング関連エクササイズでキャッチまでやる利点?

    前回のブログで、ウエイトリフティング関連エクササイズにおけるキャッチの有無について軽く触れ

記事を読む

#89 『正しいフォームを重視』:持久系アスリートに対してレジスタンストレーニングを処方したり指導したりする時のフィロソフィー④

    またまた続きです。     第4条「正しいフォームを重視」 これは当たり前の

記事を読む

#119 腕立て伏せ vs. ベンチプレス

    今日は短いブログを書きます。   腕立て伏せ vs. ベンチプレス レジスタンストレーニン

記事を読む

#85 【アスリート向け】可動域をフルに使うことの必要性を直感的に理解してみる

    ※上の画像には特に意味はありません。   フルROMを使ってトレーニングすべき直

記事を読む

#367 ウエイトトレーニング中に鏡を見るべきか見ないべきか?

    ウエイトトレーニングを指導する時は、原則として鏡を見させないようにしています。移動式

記事を読む

#272 【月刊トレーニング・ジャーナル記事転載⑫】S&Cコーチとして幸せを感じる時、苦しいと感じる時

    月刊トレーニング・ジャーナルに掲載して頂いた記事(河森執筆部分)を転載するシリーズの

記事を読む

#79 自分のエゴでコーチングをしちゃだめよ

    このタイトルのこと、最近良く思います。こちらのブログでも同じような内容が書かれていま

記事を読む

#27 深くスクワットする事についてアスリートに説明するには…

    以前にスクワットの深さがジャンプパフォーマンスに与える影響というタイトルでブログを書きまし

記事を読む

  • 河森直紀(かわもり なおき) PhD, CSCS

    1979年10月17日 神奈川生まれ 埼玉育ち
    ストレングス&コンディショニング(S&C)コーチ。

    • 841今日の訪問者数:
    • 938昨日の訪問者数:
PAGE TOP ↑