#298 【継続学習】継続教育の手段として「他のS&Cコーチの指導を見学させてもらう」のはオススメだけど・・・

公開日: : 最終更新日:2016/01/20 継続学習(セミナー、読書、DVD、ブログ)


 

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最近、自分の書いたブログ記事や雑誌原稿を見直して勉強をしています。で、S&Cコーチとしての継続教育という記事を読み返していて思ったことを今日は書きます。

 

他のS&Cコーチの指導を見学させてもらうのは勉強になる

この記事では、S&Cコーチとしての勉強方法にはインプット型とアウトプット型の2種類があると説明して、前者の例として以下の勉強方法を挙げました:

  • 論文を読む
  • ブログを読む
  • 本・雑誌を読む
  • DVDを見る
  • セミナーに参加する
  • S&Cコーチを訪ねて指導の様子を見学させてもらう

その中でも、最後の方法が最もオススメと書きました。その気持ちは今でも変わっていません。実際に、最近、実技系セミナーを受講し、講師の先生が他の受講者を指導している様子を観察するのが、非常に勉強になりました。アスリートを指導しているのとは少し状況が異なりますが、それでも学ぶものが多かったです。

なので、優秀なS&Cコーチが指導する様子を見学するチャンスがあれば、お金を払ってでも見せてもらうのがオススメです。1回でも良いですが、ある程度の期間、カバン持ち的な形で見学させてもらうことができれば、それは大きな経験になるでしょう。是非とも多くのS&Cコーチの方に、メンターシッププログラムみたいな形でそのような機会を特に若手のS&Cコーチに提供してもらいたいものです。

 

でも、どのくらい吸収できるかは本人次第

他のS&Cコーチの指導を見学させてもらうのが勉強になるのは間違いないですが、同じものを見学しても、そこから何をどのくらい吸収できるかは、人によってだいぶ差があるのではないかと感じます。

私自身、自分がまだ若かった頃と比べると、今のほうが吸収できることが増えた実感があります。それは、自分自身の知識が大幅に増えたことと、自分自身がアスリートを指導する経験が蓄積されていることが大きな理由だと思います。ある程度の知識と経験という土台を築き上げたうえで、他のS&Cコーチの指導を見学させてもらうと、そこから得られる情報が2倍にも3倍にもなる感覚があります。

もう1つ重要なのは、「少しでも多くのことを吸収して持ち帰ってやる」という意欲と、それを可能にする脳力です。同じものを見学していても、ボケーっと観ているのと「少しも見逃すまい」と観ているのとでは、入ってくる情報量が違います。また、一生懸命見ていても、自分が目撃したものが何なのか、何のためにやっているのか、を論理的に推測するだけの脳力(偏差値と言い換えてもいいかもしれません)がないと、自分の身になりません。

 

まとめ

結局、「他のS&Cコーチの指導を見学させてもらう」という勉強方法は、少し上級レベルのものなのかもしれません。この勉強方法から最大限の恩恵を受けるためには、他のインプット型勉強法を用いてある程度の知識を蓄え、さらに自分でアスリートを指導する経験を積む必要があります。そのうえで、意欲と脳力があって初めて有効な学習手段となるのかな〜と考えてみました。

 

 

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【編集後記】

S&Cコーチには脳力が必要です。脳ミソの中まで筋肉というイメージが一般にはあるかもしれませんが、そんな人はアスリートを助けてあげることはできません。

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  • 河森直紀(かわもり なおき) PhD, CSCS

    1979年10月17日 神奈川生まれ 埼玉育ち
    ストレングス&コンディショニング(S&C)コーチ。

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