9/30(日) S&Cコーチとして押さえておきたい考え方セミナー

#326 ランジ動作では『直立型』を目指すけど、場合によっては「上体を少し前傾させろ!」と指導することもある

  

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前回のブログの続き・補足を書きます。

 

『直立型』は絶対!?

まず、前回のブログで書いたとおり、ランジ動作では意図的に上体を前傾させずに『直立型』を目指して指導しています。しかし、物事には例外があり、ランジ動作においても、ある程度の前傾を受け入れる場合や、むしろ「上体を少し前傾させろ!」と指導する場合もあります。

どういった時にそのような例外的なケースになるのか、紹介します。

 

①高重量を担ぐ時

前回の私のブログに対して、GS Performanceの加賀さんが補足ブログを書いてくれましたが、そこでも指摘されているように、ある程度の重量のバーベルを肩に担いでランジ動作を実施する場合、上体が多少前傾するのはやむを得ない部分があります。その前傾をどの程度まで許容するかは、S&Cコーチ次第です。

詳しくは下記ブログをお読み下さい。

Reverse Lungeに関する友人の考察へ、勝手に補足(^^;)

 

②直立にキープする意識が強すぎて、後ろに反り返っている時

『直立型』を目指して指導をしていると、たまに「上体を直立にキープしないと!」「上体を前傾したらダメだ!」という意識が強すぎて、結果として上体が直立どころではなく後ろに反り返ってしまうアスリートがいます。前回のブログで紹介した論文で言うところのLTEというフォームに近い状態です(前回のブログの写真で両腕を頭上に上げて天井を見つめているやつです)。

このようなフォームでは、膝が前方に移動し過ぎてしまったり踵が床から浮いてしまったりすることが多く、結果としトレーニング刺激がケツからもも前に逃げてしまいます。

そういう場合は、例外的に「上体を少し前傾させろ!」あるいは「ケツを少し後ろに引け!」と声がけをすることがあります。

あくまでもケツにトレーニング刺激を与えるために『直立型』のフォームを目指しているだけなので、「直立にしろ!」という声がけによって間違った動きを誘発してしまうのであれば、一見求めているのとは逆に思えるような声がけをすることで、目指している動きを引き出すことはOKだと考えています。 ※他の声がけや解決方法を選択する場合もあります。

 

 

まとめ

ケツへトレーニング刺激を与えることが目的であり、そのために『直立型』のランジ動作を目指しているという点を理解しておくのが重要です。そこを理解しないと、とりあえず「上体を直立にキープしろ!」とアスリートに言い続けるだけで、動作エラーが起こってケツへ刺激が入らなくなった時に、どう修正して良いのかわからなくなります。

いや〜、S&C指導は奥が深いですね。

 

 

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【編集後記】

ネタが思いつきません。ま、そんな時もあるさ・・・。