以前のブログでトレーニング初心者に高レップ数を実施させるのはよろしくないという主張をしました(ちなみに、これはスクワットやベンチプレス等の多関節エクササイズに関しての主張であり、単関節のアシスタンスエクササイズ等には当てはまりません)。疲労により集中力が切れて、正しいフォームを維持するのが難しいというのが主な理由です。実際に、初心者と思われるアスリートに高レップ数を実施させていて、フォームがめちゃめちゃになっている状況を目にすることもあります(悲しいかな・・・)。そんな主張と同じ意見の記事を見つけたのでご紹介します。
ブログ紹介
この記事では、私の上記主張とまったく同じ事を以下のように言っています。
Even with the basic, low-skill movements, such as the squat and bench press, their form will start to falter when they reach seven, eight, nine or 10 reps because they’re growing tired.
要するに、疲労が溜まって7、8、9、10レップ目あたりになるとフォームが崩れ始めるよって事です。まったくその通りです。崩れたフォームでエクササイズを実施するのは危険ですし、そもそも効果が半減してしまいます。そんな当たり前の考察に加えて、この記事では以下の様な面白い考え方も紹介されています。
People just starting out on a strength program don’t have enough of a base to handle much weight—which also means that they don’t as yet have the strength to do 10 reps correctly with any weight that taxes them.
つまり、そもそもトレーニング初心者は、トレーニング効果を引き出すのに十分な刺激をカラダに加えるだけの重量を10レップも正しいフォームで実施するような筋力が備わっていないわよって事です。逆説的に言うと、初心者が10レップ正しいフォームで実施できるような重量でトレーニングしてもトレーニング効果があまり期待できないわよという意味になります。少し自分とは違った視点の考え方で面白いな〜と感じました。でも考えてみると納得できる主張ですよね。
まとめ
「いや〜、やっぱりちゃんと考えている人は同じ結論に行き着くんだな〜」と思わせてくれた記事を今日は紹介しました。
※記事がお役に立てたときは、facebookで「いいね」を押したりtwitterでつぶやいたりして頂けるとうれしいです(^_^)