3/22に名古屋でセミナー講師を務め、「S&Cのプログラムデザイン」というタイトルで、5時間の講義をしました。昨年末に埼玉でセミナー講師を務めた時とほぼ同じ内容で、少しだけマイナーチェンジを加えた形で話をしました。2回目で少し慣れたとは言え、やはり5時間の講義は長かった・・・。でも前夜に食べた味噌カツのパワーでなんとか乗り切れました!
セミナーの内容は前回と同様に3部構成でした:
- トレーニング理論/原則
- レジスタンストレーニングのプログラムデザイン
- 持久力トレーニングのプログラムデザイン
第1部の内容は、プログラムデザインの具体的な技術や知識というより、S&Cコーチとして押さえておくべき思想・哲学的なお話をさせて頂きました。現場でアスリートやチームに対してプログラムデザインをする場合、教科書通りに物事が進むことのほうが少なく、状況に応じてその都度ベストであると考えられる選択をすることが求められます。そのためには、そもそもなぜトレーニングするのか、トレーニングがどのように競技力向上に結びつくのか、アスリートのレベルが変われば適切なトレーニングも異なる、等の根本的な理論や原則を理解しておかないと対応ができない、と私は信じているので、まず最初にそのようなお話をさせて頂きました。セミナー終了後に参加者から頂いたフィードバックを聞いた印象では、そのあたりの重要性が伝わったのではないかと考えています。
これまでのプレゼンスライドのいくつかはSlideshareというサイトで公開していますが(コチラ)、今回のプレゼンスライドは公開しません!理由は、今回作ったスライドを今後も使いまわしたいからです。
【2015/3/30追記】NSCAジャパンのブログ(コチラ)でご紹介頂きました。
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【編集後記】
名古屋でのセミナー終了後に新幹線で地元の埼玉に戻り、翌日からブラジルに出張に来ています。南米は初なのですが、移動時間がハンパないです。しかも今回の出張は2泊5日の強行スケジュールなので、現地で3日間活動したら、またすぐに長旅で日本に戻ります。はー、憂鬱だ・・・。帰国する頃には、満開のきれいな桜が出迎えてくれることを楽しみにしながら、頑張りたいと思います。