#254 Rate of force development(RFD)を「力の立ち上がり速度」と呼んじゃダメ

 

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Rate of force development(RFD)とは? 

Rate of force development(RFD)という言葉があります。

S&C業界では一般的に「力を素早く立ち上げる能力」のことを指します。

爆発的筋力(explosive strength)と呼ばれることもあります。

一方、バイオメカニクス的に単純に考えると「単位時間あたりの力の変化量」と考えることができます。

 

 

RFDの正しい和訳は?

今回主張したいのはRFDを「力の立ち上がり速度」と和訳するのは間違っているという点です。

「速度」というのはm/sという単位で表される変数です。

一方、「RFD」はN/sで表される変数です。

単位がそもそも違うのですから、両者はまったく別物です。

よくRFDについての説明で使われる上のような図は、アイソメトリックに力を発揮した時の力の変化を示しています。

アイソメトリックでは速度はゼロです。

でもRFDはゼロではありません。

だからRFDを速度と和訳するのは完全に間違いです。

 

ではRFDをなんと和訳すればいいのでしょうか?

最近よく見かけるのは「力の立ち上がり率」という表現です。これなら納得できます。

でも個人的にはRFDは英語でそのままRFDと呼べばイイじゃんと思います。

日本語で説明する必要がある時だけ「力の立ち上がり率」と言えばいいのではないでしょうか?

 

私見でした。

 

 

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【編集後記】

2泊5日のブラジル出張から帰国しました。

現地での日程もハードで、非常に厳しい出張でした。

これだけ移動が長時間だと、リオ五輪においては、事前の時差調整が非常に重要になってくると感じました。

もちろん、時差うんぬん言う以前の問題として、適切なコンディション調整が重要なのは言うまでもありません(コレとか)。