ストレングス&コンディショニングは(特に日本では)まだあまり世間一般に認識されていない分野ですが、関連情報を探そうと思えば結構見つかります。ブログとか雑誌とかテレビとかネットとか本とかを通じて、色々なS&Cコーチ(あるいは他の分野の人)がストレングス&コンディショニングに関する情報を発信しています。例えばトレーニング方法とかエクササイズとかトレーニング器具とか。ただし、どの分野でもそうだと思いますが、全ての情報が正しいわけではないので、情報の真偽を見極める眼を鍛えることがこれからますます重要になってくるでしょう。
情報の真偽を見極める上で一番役に立つのは、科学的知識とそれに基づいた論理的推察だと思います。また、実際に自分でトレーニングをしたり他の人にトレーニングを教えたりする経験も重要だと思います。あとは、その情報を発信しているのが誰かという知識も大切です。もちろん、素晴らしいS&Cコーチであっても間違った事を言う場合もありますが、ダメS&Cコーチよりも信ぴょう性は高いでしょう。
ではここでクイズです。どんなS&Cコーチが素晴らしいS&Cコーチなのでしょうか?
- 指導しているアスリートまたはチームを勝たせるS&Cコーチ
- (勝ち負けに関係なく)指導しているアスリートまたはチームの体力を向上させる(ケガのリスク低減も含めて)S&Cコーチ
どう思いますか?特に正解は書かないので、考えてみて下さい。
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【編集後記】
10/31までの期間限定で「黒子のバスケ」という漫画のKindleバージョンが無料で1〜5巻まで読めます。さっそくダウンロードして一気に読みました。面白いです。バスケ漫画としては、「スラムダンク」と「DEAR BOYS」を夢中で読んだものですが、「黒子のバスケ」にもハマりそうです。

河森先生
以前コメントさせていただいた埼玉で活動している長沼郁生です。
私は「傷害予防」「パフォーマンス向上」というNSCAスタンダードのもとに指導しています。
周りの先輩方にもそのようなかたちで指導されているコーチ・トレーナーもいれば、パフォーマンス向上を最優先に指導しているコーチ・トレーナーもいるので、若輩者ながらいろいろ考えたりします(日本体育協会ATテキストのコンディショニングの目的はパフォーマンス向上が最初に挙げられているので)
私自身は先述させていただいたように、傷害予防を最初にもってきますし、それは科学的根拠に成り立つ指導であることも変わりません。
長々失礼しましたが、私のアンサーは2とさせていただきます。
考えるきっかけを与えてくださり、ありがとうございましたm(__)m
長沼さま
コメントありがとうございます。
私は別に先生でも何でもないので、先生とお呼び頂かなくて結構ですよ。
河森