アスリートがウエイトトレーニングを実施することのメリットについては、本ブログでも発信しています。
また、本ブログ以外でも、ウエイトトレーニングの有効性を学ぶ機会は多くなってきていると感じます。
それらの情報を見て、「よし、自分もウエイトトレーニングをやってみよう!」と決断したアスリートには、拍手を送りたいと思います。
まずは、第一関門突破です。
自己流でウエイトトレーニングやるのは遠回り
やる!と決めたら次のステップは「何をやろうか?」ということになるでしょう。
ネットを調べれば、アスリート向けのトレーニングプログラムであったり、エクササイズのやり方であったり、一通りの情報を見つけることはできます。
そして、とりあえず良さそうな情報を集めて、自己流でウエイトトレーニングを始めてみることもできます。
しかし、私の経験上、自己流でウエイトトレーニングを開始するのは、非常に遠回りになってしまう可能性が大です。
もちろん、自己流でとりあえず始めてみて、試行錯誤をしながら、さまざまな工夫を積み重ねることで、正しいやり方に行き着くこともありえます。
しかし、それができるのは、非常にセンスがあって、トレーニングに時間と労力を割ける人だけじゃないかと思います。
トレーニングばかりやるわけにはいかないアスリートにとっては至難の業です。
また、仮に、自己流で試行錯誤しながら時間をかけて正しいやり方にたどり着くことができたとしても、それまでの間は、非常に効率の悪いトレーニングをしていることになってしまいます。
場合によっては、正しいやり方にたどり着く前に、「ウエイトトレーニングやっても効果ないじゃん」と判断してウエイトトレーニングをやめてしまうかもしれません。
先行投資をしたほうが長期的には効率的
そう考えると、トレーニング指導の専門家にお金を払って正しいやり方を教えてもらうことには大きなメリットがあるはずです。
試行錯誤しながら非効率な自己流トレーニングを続ける無駄な時間をカットすることができるし、間違ったやり方を身に付けてパフォーマンスにマイナスの影響を及ぼしてしまうリスクを避けることもできます。
もちろん、「そもそも専門家に払うお金がないから、自分でネット検索して無料の情報を探して、自己流でトレーニングやってるんですけど!」と反論したい方もいらっしゃるでしょう。
確かに、継続して専門家にお金を払ってトレーニング指導を受け続けることができるアスリートは限られているかもしれません。
しかし、それでも、少なくとも数ヶ月間だけだったら専門家にお金を払ってトレーニング指導を受けることはできるはずです。
飲み会に行くお金やら遊興費やらを必死で削れば数ヶ月分のトレーニング指導料くらい、なんとかできないことはありません。
そして、その数ヶ月の間に専門家から正しいやり方を教えてもらい必死になって身に付けて、その後はその経験をもとに自分でトレーニングを継続することができれば、そちらのほうがはるかに効率的だし効果も出やすいはずです。
いわゆる「先行投資」というやつです。
ビジネスの場合は、先行投資に費やした額以上のお金を稼げるということが先行投資に見合う「リターン」なんでしょうけど、トレーニングの場合は、先行投資に費やした額以上のお金に結びつくかどうかはわかりませんが、少なくとも投資したのに見合うだけのトレーニング効果は得られるはずです。
間違いないです。
まとめ
継続してトレーニング指導を受けるだけのお金がなかったとしても、「先行投資」と捉えて最初の数ヶ月間だけでもお金を払って専門家に教えてもらう。
そうすることで、時間や専門知識をお金で買うことができます。
お金をケチって自己流でトレーニングを続けてなかなか効果が出ないよりも、はるかに効率はよいはずです。
ぜひ検討してみてください。
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【編集後記】
サッカーW杯盛り上がっていますね。
今のところ、日本代表は1勝1分けです。
メディアに出てくる情報を見る限りでは、今回の代表チームのコンディション調整は前回のブラジルW杯の時と比べるとはるかに良さそうなので、できるだけこの調子を落とさずに勝ち続けてほしいですね。
でも、コンディション云々とは別に「筋トレしろよ!」と思ってしまうのは職業病でしょうか・・・。