#515 「フィットネスー疲労理論」の有効性をサポートするデータとしてBanisterらによる数学モデルを用いた研究があるのですが、その数学モデルについての資料を紹介します

  

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「フィットネスー疲労理論」と数学モデル

なんだかうまくタイトルを付けられず、長々としたものになってしまいました。やっぱりネーミングセンスないな・・・。

私の著書「ピーキングのためのテーパリング −狙った試合で最高のパフォーマンスを発揮するために−」では、テーパリングのメカニズムを説明するために「フィットネスー疲労理論」というコンセプトを用いています。

#207 超回復理論 vs. フィットネスー疲労理論

 

この「フィットネスー疲労理論」は、実際にそのような生理学的な現象が起こっていますよというものではなく、現象をうまく説明するのに使えるモデル程度のものなのですが、その有効性をサポートするデータとして、1970年代〜1990年代にかけてBanisterらの研究グループによって発表された数学モデルを用いた研究が挙げられます。

この数学モデルというのが少し難解なので、私の著書やセミナーでは深く触れずに「フィットネスー疲労理論の有効性については、数学モデルを用いた研究によっても支持されているんですよ〜」程度の紹介しかしていません。

 

 

数学モデルの参考資料

そんな数学モデルについて、参考になる資料を見つけたのでご紹介します。

フィットネス-ファティーグ(疲労)理論資料 S&Cスポーツ科学計測テクノロジー

 

龍谷大学の長谷川先生がJATIのセミナーで使用されたプレゼンスライドのようです。

数学モデルについて日本語で手に入る資料としては、おそらく最も詳細なものだと思います。興味のある方は、詳しく学んでみてはいかがでしょうか?

1回読んでも理解できないくらい難しい内容ではありますが・・・。

 

また、JISSで同僚だった中垣さんが、カヌー日本代表チームを対象に数学モデルを用いてトレーニングを定量化する試みをされた研究報告を発表されています。

こちらも理解するのは難しいけど、数学モデルについて知識を深めたいのであれば参考になります。

簡易的なトレーニング定量法の有用性: カヌースプリントナショナルチームのロンドンオリンピックに向けたトレーニングを対象として

 

 

まとめ

数学モデルに少しでも興味を持った方は、これらの参考資料を読んでみてください。そこからさらに知識を深めたいのであれば、Banisterらの関連研究の論文を読んでみることをオススメします。

 

 

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【編集後記】 

先日アメトーーク!で「B’z芸人」の回を観てから、最近はデスクワークをする時のBGMはB’zメドレーになっています。やはり良い!