4月に個人事業主の開業手続きをして、フリーランスとしての活動を始めました。
#393 フリーランス(個人事業主)としての開業手続きは開業freeeを使うと簡単だった
現在は、以下のようなサービスメニューを出しています:
- トレーニング指導
- セミナー
- 個別コンサルティング
- 出版、記事執筆
- ブログ
このうち、上の3つのサービスについては、自分で値段を決めて、料金を請求しています。その際、消費税も一緒に請求してお支払いいただいています。
この点に関して、「個人事業主には消費税なんて払う必要ないんじゃないか?」という間違った認識をお持ちの方もいるかもしれないので、説明しておきます。
今後、個人事業主としてスタートする方の参考になれば幸いです。
個人事業主も消費税を請求できる
まず、個人事業主として、2年前の売上が1000万円を超えていなければ、消費税の納税は必要ありません。 私の場合、個人事業主として開業したばかりなので、消費税の納税は免除されています。
「なんで消費税の納税は免除されているのに、消費税を請求するんだ?」と思われるかもしれません。しかし、消費税を納税していないからといって、請求してはいけないということではありません。免税事業者でも消費税は請求できるんです。法律的に、免税事業者は消費税を請求してはいけない、なんてことはありません。
そもそも、消費税は、「売上先に請求した消費税」から「経費などで支払った消費税」を差し引いて納税することになっています。
納税する消費税 = 売上先に請求した消費税 ー 経費などで支払った消費税
あくまでも免除されているのは、この「納税する消費税」部分だけなんです。
だから、免税事業者だからといって消費税を請求しないと、「経費などで支払った消費税」の部分を自分で負担することになってしまいます。
まとめ
「免税事業者なのに消費税を請求するのは申し訳ないな〜」なんて思わずに、開業したばかりの個人事業主も堂々と消費税を請求しましょう!
それに対して、「起業したばかりで免税なんだから、消費税分は安くしてよ!」と言ってくる人がいたら、上記のことを説明してあげてください。それでもブーブー言ってきたら、その人はこちらの足元を見ているだけなので、残念ながらお客さんではなかったということです。いさぎよくあきらめましょう。フリーランスはそんな人を相手にしている余裕はないはずです。
参考記事
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【編集後記】
ブログの数が400記事に到達しました。ちりも積もれば山となるとはまさにこのことです。コツコツと継続してきて良かったです。特に、FacebookとかTwitterではなく、ブログという形で書き残してきたことで、検索していただける財産に育ってきたんだな〜と実感しています。