アスリートが成功するのに必要な「素直さ」
元中日ドラゴンズ監督の落合氏の哲学をネット記事を読んで、共感するところがあり、先日ツイッターでつぶやきました。
落合博満の視点vol.7『プロ入りに不可欠な要素は“その気”になること』(横尾弘一) https://t.co/Q79uiihkMR
— 河森直紀 Naoki Kawamori (@kawamorinaoki)
この記事で、選手が心がけなければならないこととして、落合氏が指摘しているのは以下の3点です:
- 聞き上手になれ
- アドバイスされたことを試してみようという姿勢を持つ
- アドバイスを試す際には、本人が「自分には必要だから、どうしても身につけたい」と“その気”になること
私もさまざまな競技・レベルのアスリートのトレーニング指導を担当してきて、成功するアスリート・伸びるアスリートの特徴として「素直さ」が大切であると感じています。
上で紹介した記事で落合氏が指摘されているのも、私が考える「素直さ」と同じことだと思います。
一方で、「素直さ」がなくて、自分のやり方にこだわりを持ちすぎ、周りからのアドバイスを一切受け付けずに、まったく伸びないタイプのアスリートも存在します。
もちろん、アスリートがアドバイスを受け入れないのには、指導者側に責任があるケースもあります。
以前にも紹介した「Athletes don’t care how much you know until they know how much you care」という英語の一文が示しているように、アスリートにアドバイスを受け入れてもらうためには、まずは信頼関係を築く必要があるのは間違いありません。
だから、「素直さ」がないアスリートがいたら、まずは信頼関係を築くための努力をする責任が指導者側にはあります。
それでも、信頼関係というのはお互いが歩み寄らなければ築くのが難しいものなので、アスリート側が周りのアドバイスを一切受け入れようとしない場合は、指導者側がどれだけ働きかけてもどうしようもないこともあります。
英語の表現で言うと「You can lead a horse to water, but you cannot make him drink」というのが当てはまります
なんでもかんでもすぐに信頼して受け入れてしまうのは危険ですが、少なくとも、聞く耳を持ってまずは試してみようという「素直さ」があったほうが、アスリートとしては伸びる可能性が広がると感じます。
指導者の責任の大きさ
アスリートとして成功するには「素直さ」が大切です。
とはいえ、素直に周りのアドバイスに耳を傾けるようなアスリートがいたとしても、指導者側が間違ったアドバイスを提供してしまったら、成功には結びつきません。
むしろ、アスリートが素直に聞き入れてしまうぶん、かえってマイナスになってしまう恐れがあります。
アスリートが成功するためには「素直さ」が大切だな〜と実感すればするほど、指導者の責任の大きさも強く感じるようになります。
せっかく素直にアドバイスを聞き入れてくれるアスリートに対してプラスの影響を与えるためにも、指導者側の自己研鑽は必須だな〜と思う今日このごろです。
まとめ
アスリートは、アドバイスされたことを”その気”になって試す「素直さ」を持ちましょう!
そして、アドバイスをする側の指導者は、素直なアスリートが成功に近づくための助けとなれるように(逆に足を引っ張らないように)腕を磨き続けましょう!
というのが今回のブログの主旨でした。
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【編集後記】
2018年分の確定申告は、e-Taxという仕組みを使ってネットで確定申告書を提出するつもりです。
そのためには、マイナンバーカードやらカードリーダーやらその他もろもろを予め準備しておく必要があります。
2017年分はその準備が間に合わず、郵送での提出を選択しました。
しかし、今年はすでにその準備が整いました。
これで面倒くさい手間がちょっと減るはずです。
☑参考記事:freeeならMacで確定申告書をネットで提出(e-Tax)できる |Macでのe-Taxの方法と注意点 EX-IT AI時代の雇われない雇わない生き方