「モビリティ」という言葉は、ここ最近スポーツとかトレーニングの業界で目に(耳に)する機会が増えてきたように感じます。
個人が無料で簡単に情報発信できる仕組みが整ってきたのが大きいのでしょう。
とても良い傾向だと思いますし、参考にできるものはドンドン取り入れていきたいところです。
ブログを書き始めた頃の私とモビリティ
私もS&Cコーチとして、モビリティの重要性はかなり早い段階から認識していました。
そもそも、本ブログ「S&Cつれづれ」の記念すべき第1回めの記事のタイトルが「モビリティ動画の紹介」ですから。
さらには、本ブログ「S&Cつれづれ」を書きはじめた初期の頃に、モビリティを題材にして3回シリーズのブログ記事を書いたほどです。
- モビリティについて Part 1:定義と必要性
- モビリティについて Part 2:影響する要因「スティッフネス」
- モビリティについて Part 3:影響する要因「筋の長さ」「運動制御・コーディネーション(motor control)」
今と比べると、当時のブログ記事の書き方はお粗末なものですが、内容は今読んでも勉強になります。
「モビリティって何?」って感じの読者はこちらの3回シリーズ記事をお読みいただければ。
これだけモビリティをテーマにブログ記事を連発で書いていたということは、当時の私はある意味モビリティにハマっていた、ということです。
私自身、めちゃくちゃモビリティに詳しいわけではなく、ただ必要性は認識していたので、DVDやネットや本から情報収集をしていて、自分が学んだ内容をアウトプットしたかったのでしょう。
さらにいうと、わざわざブログでアウトプットしたかったもう1つの理由は、当時はモビリティについての日本語の情報があまりなかったからです。
「こんなに重要なモビリティというコンセプトを日本のS&C業界にも紹介したい!」
そんな気持ちが当時はあったのかもしれません。
現在の日本語圏でのモビリティ情報発信の状況
そんな頃から10年近くがたち、S&C関連の情報発信量は格段に増えました。
ブログ、YouTube、Twitter、Instagram、などなど。
もちろん、モビリティについても無料で手軽に情報収集することができるようになっています。
すでに述べたように、私はモビリティに関して、めちゃくちゃ詳しいわけではありません。
ただ、10年近く前は、他にモビリティについて日本語で発信している人がほとんどいなかったので、しょうがなく私が発信していたみたいなところがあります。
個人的には、モビリティについては、S&Cコーチよりもメディカル系分野の専門家のほうが詳しいと感じています。
実際に、私がモビリティに関する3回シリーズのブログ記事を書いたのは、アメリカ人理学療法士Bill Hartman氏のDVDを視聴したのがキッカケですし。
ここ最近は、日本語でもメディカル系分野の専門家がモビリティについて発信をされるようになってきました。
私なんかよりはるかに詳しくて、はるかにわかりやすい情報発信がたくさん存在します。
だから、ここ最近は私がブログやTwitterでモビリティをテーマに情報発信する機会はほぼなくなりました。
あえて私が情報発信する必要性がなくなってきたので。
「これは参考になるな!」という情報をみつけたらそれをリツイートするくらいのものです。
でも、それでいいと思っています。
モビリティ情報収集のためにフォローするのをオススメするメディカル系分野の専門家
モビリティ情報収集のためにフォローするのをオススメするメディカル系分野の専門家(日本語で発信されている方)を紹介しておきます。
ここで紹介する方以外にも、私はメディカル系分野の専門家をフォローしていますが、今回紹介するのは、とくにモビリティに関する情報を探しているS&Cコーチにオススメの方に限定しています。
一応ツイッターのURLだけ貼り付けてありますが、皆さんツイッター以外にもブログやYouTube等でも発信されていらっしゃいます。
皆さんに共通するのは、メディカル系分野の専門家であるだけでなく、トレーニングについても詳しく、トレーニングをする人・指導する人の目線で発信されていることです。
ビジュアルも使ってS&Cコーチにもわかりやすい解説をしてくださっているのでオススメです。
まとめ
S&Cコーチはモビリティのエキスパートになる必要はないかもしれません。
しかし、モビリティについての最低限の知識や技術を身につけておくことは重要です。
今回は、私がブログを書き始めた頃から現在までのモビリティ情報発信(日本語)の変遷を振り返りつつ、フォローをオススメするメディカル系分野の専門家を紹介してみました。
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【編集後記】
freeeというクラウドソフトを使って、2020年ぶんの確定申告をオンラインで済ませました。
すべてをオンラインで済ませられるのはとても便利ですが、準備やトラブル解決も含めて、まだまだ大変な作業だな〜とも感じました。