出先で音楽を聞いたり、動画を見たりするときは、BOSE社の「SoundSport Pulse wireless headphones」というワイヤレスイヤホンを使っています。
BluetoothでiPhoneと接続できるので、長いコードに煩わされることもなく、とても便利です。
弟からもらったのですが、なかなか良いものをもらえたな〜と感謝しています。
ずーっと愛用してきたのですが、耳に入れる部分のシリコン(ゴム?)の部品が取れて紛失してしまい、使えなくなってしまいました。
どうしようかと悩んで、イヤホンを買い換えようかと思いAmazonで調べてみたら、16,630円します。
「ちょっと高いかな〜」と感じて、Amazonで他のワイヤレスイヤホンを調べてみたら、SoundPEATS社の「Q30」というワイヤレスイヤホンが3,580円とお安く、Amazonレビューの評価も高そうでした。
「安くても質がいいなら、そっちを買ってみるか」と思い、SoundPEATS社の「Q30」を購入することにしました。
で、しばらく「Q30」を使ってみて、改めてB「SoundSport Pulse wireless headphones」の良さに気付かされました。
「Q30」の質が悪いわけではありません。むしろ、値段のわりには質が高いと思います。
しかし、「SoundSport Pulse wireless headphones」の質の高さに慣れてしまった私にとっては、物足りなかったというだけです。
今日は、そんな経験から感じたことを書いてみます。
高いワイヤレスイヤホンから安いワイヤレスイヤホンに買い換えて気づいたこと
今回の経験から感じたことは、主に2つあります:
- ①良いものは高いし、安いものはそれなり
- ②ものごとの良さは失って初めて気づくこともある
①良いものは高いし、安いものはそれなり
やはり、商品であれサービスであれ、良いものは高いし、安いものはそれなりなんだな〜と強く感じました。
ま、考えてみれば「良いものは高い」っていうのは当然ですよね。
良いものを作り上げるには、時間も手間ひまもかかるはずなので、それを安く提供しているわけがありません。それだとビジネスとして成り立ちませんから。
「高品質・低価格」なんて都合の良いことなんてありえないんだ、と改めて感じました。
ただし、ユニクロなんかは安くて質もけっこう高いので、例外なんでしょうが。そう考えるとユニクロはすごいですね。でも参考にはなりません。
逆に考えると、値段が安い商品やサービスは、やはり質はそれなりになると覚悟したほうが良いということでしょう。
安くて質の高いものを提供していたら、そのうち潰れちゃいますから。
べつに、安くてそれなりのものを提供することを否定しているわけではありません。
消費者の立場としては、それほど質の高いものを求めていない場合もあるので、そういう時は安くてそれなりのものが提供されているとありがたいです。
たとえば、100円ショップが人気なのは、そういうニーズが確実に存在しているからです。
自分が何を求めているのか、によって、適切な価格帯の商品やサービスを選択すればいいんだろうと思います。
だから、べつにBOSE社の製品がよくて、SoundPEATS社の製品がダメと言っているわけではありません。
実際、SoundPEATS社の製品を使ってみて「価値>値段」と感じます。
つまり、支払った値段以上に質が高いので、十分に支払ったもとは取れるだけの良い商品だということです。
ただ、私の場合は、求めていた質がさらに上のレベルにあったので、「価値>値段」だったとしても満足できなかったということです。
②ものごとの良さは失って初めて気づくこともある
そもそも、私が「Q30」では満足できなかった、それ以上の質を求めていた理由は、最初に「SoundSport Pulse wireless headphones」という質の高い製品を使用していたからでしょう。
もし、私が初めて使うワイヤレスイヤホンが「Q30」だったら、それで問題なく満足していた可能性が高いです。
で、自分がそんな質の高さに慣れてしまっていたことに気づいたのは、耳に入れる部分のシリコン(ゴム?)の部品を紛失して、「SoundSport Pulse wireless headphones」を使えなくなってからです。
それまでは、当たり前のようにそれを使っていました。使っていて不満も感じることはなかったのです。
考えてみれば、「使っていて不満を感じることがない」というのはスゴイことで、「SoundSport Pulse wireless headphones」の質の高さを物語っています。
しかし、使っている時は、それが当たり前になっていました。
つまり、ものごとの良さは失って初めて気づくこともあるということです。
ちなみに、「SoundSport Pulse wireless headphones」の耳に入れる部分のシリコン(ゴム?)の部品だけが1,620円でバラ売りされているのをAmazonで発見して購入し、今は再び「SoundSport Pulse wireless headphones」を愛用しています。
以前はそれほど気づきませんでしたが、音質・つけ心地・操作性etcがやはり優れているな〜と感じながら、日々使っています。
改めて、当たり前になってしまい、その良さを忘れていることは他にないだろうか?と振り返るキッカケになりました。
そして、当たり前に不満を感じることなく使えているものやサービスに対して、改めて感謝の気持ちを持とうと思いました。
まとめ
今回の経験をもとに、「安物買いの銭失い」にならないように、本当に必要で高い質を求めている商品やサービスに対しては、ケチらずにちゃんとした対価を払おうと改めて思いました。
また、サービスを提供している立場としては、「河森のサービスは高いけど、それに値する質を提供してくれる」と満足していただけるように、これからも精進していきます。
さらには、私のサービスから離れたときに「やっぱり、河森のサービスは質が高かったな」と振り返って感じていただけるようなサービスを提供していこうと思いました。
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【編集後記】
昨日は「ゲーム・オブ・スローンズ」最終章の第2話を視聴。
決戦前夜という感じで、ストーリーはそれほど進みませんでした。比較的落ち着いた回。
次回は大きな動きがあるのでは?と今から楽しみです。