9/2(日) 爆発的パワー向上の科学的基礎セミナー

#527 【競技コーチ向け】拙著「ピーキングのためのテーパリング 〜狙った試合で最高のパフォーマンスを発揮するために〜」には、競技コーチにこそ読んで理解していただきたい内容が詰まっています

 

IMG 8236

 

拙著「ピーキングのためのテーパリング 〜狙った試合で最高のパフォーマンスを発揮するために〜」は、そのタイトルの通り、「狙った試合」に向けてのコンディション調整に対する考え方を書いた本です。

このテーマについて手に入る情報は非常に限られています。しかしながら、多くのアスリートや競技コーチが求めている情報でもあります。

本書を執筆し、そのような情報のギャップを埋める一助となることで、スポーツ業界に対してある程度の貢献ができたのではないかと考えています。

 

 

専門家でなくても理解できる

執筆を始める前に想定していた読者層は「トレーナー、体育系学生等(=ある程度専門知識を持っている人)」でした。誰でも読めるような本というより、「専門書」的な位置づけを想定して執筆をしていました。

世の中には、難しい内容を難しいまま伝えるタイプの人もいますが、私は難しい内容をわかりやすく伝えるタイプを目指しています。

したがって、専門書的な位置づけとはいえ、「ピーキングのためのテーパリング 〜狙った試合で最高のパフォーマンスを発揮するために〜」もできるだけわかりやすい文章として仕上げることを目標に執筆しました。

 

その甲斐もあって、「ピーキングのためのテーパリング 〜狙った試合で最高のパフォーマンスを発揮するために〜」を読んでくれた私の周りのトレーニング関係者からは、「とてもわかりやすかったです!」というフィードバックをたくさんいただくことができました。

執筆にはそれなりの時間と労力がかかりましたが、それでも書いて良かったと思える瞬間でした。

 

私の想定外だったのは、私がトレーニング指導を担当しているアスリートが「ピーキングのためのテーパリング 〜狙った試合で最高のパフォーマンスを発揮するために〜」を買って読んでくれて、「勉強になりました!」と言ってくれたことです。

専門知識のないアスリートでも読んで理解してもらえたというのは、うれしい驚きでした。

できるだけわかりやすく伝えることを心がけて執筆をした結果、どうやら専門知識のない人でも理解できるような作品に仕上がったようです。

Twitter等のSNSでのコメントを読んでみても、「わかりやすい」との反応が多かったので、実際にわかりやすいんだろうと思っています。

自分が書いたものが、どの程度の難易度で、どの程度の人に理解してもらえるのか、ということは本人にはわからないことなので不安ではありましたが、本が発売されて時間が過ぎ、フィードバックをいただく中で、この本は専門知識がない人にも読んでもらえると自信を持てました。

 

 

競技コーチに理解して欲しい

「わかりやすい」というフィードバックと並んで多かったのが、「競技コーチにこそ読んでほしい内容ですね」というコメントでした。

コンディション調整というのはS&Cコーチやトレーナーの役割と思われがちですが、実際には、競技コーチの責任が大きいものです。なぜなら、トレーニングも含めて、練習全体のスケジュールを決めるのは競技コーチだからです。

たとえば、アスリートが1週間のうち20時間を練習やトレーニングに費やすとして、そのうちトレーニングに使えるのは多くても5時間程度ではないでしょうか?残りの多くの時間は競技練習に充てられるはずです。

つまり、どれだけS&Cコーチがトレーニングにおけるテーパリングを綿密に計画したとしても、それ以外の多くの時間を占める競技練習においてテーパリングがうまくいかなければ、狙った試合に向けてのコンディション調整が失敗に終わる可能性が高いのです。

したがって、練習全体のスケジュールを決める権限のある競技コーチにテーパリングについての考え方を理解していただくことが、ピーキング成功への近道なのです。

 

もちろん、われわれS&Cコーチは体力面の専門家なので、テーパリングやピーキングについては、競技コーチよりも詳しいはずです(詳しいべきです)。

したがって、競技コーチから相談をしてもらいながら、二人三脚でテーパリングの計画を立てて実行することが理想です。

そのような理想な協力関係があった場合でも、競技コーチにある程度の知識を持っていてもらえると、コミュニケーションがスムーズに進み、ピーキングの成功率を高めることに貢献するはずです。

 

 

まとめ

ピーキングのためのテーパリング 〜狙った試合で最高のパフォーマンスを発揮するために〜」の発売前は「専門家の人が読んでくれて参考にしてくれればうれしいな」と思っていました。

しかし、さまざまな方からのフィードバックをいただいた今となっては、「是非とも競技コーチに読んでいただき、テーパリングやピーキングについての理解を深めてほしい」という想いが大きくなってきました。そして、「専門知識のない競技コーチに読んでいただいても、十分理解していただけるくらいわかりやすく書いてある」という自信も湧いてきました。

狙った重要な試合に向けてのコンディション調整に失敗して、自分の力を発揮できずに悔しい想いをするアスリートを一人でも減らすため、できるだけ多くの競技コーチにこちらの本を読んで頂きたいです。この願いに共感していただける方は、是非とも周りの競技コーチの方々に私の著書をオススメしてください。

 

 

 

 

 

 

||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||

【編集後記】

昨日は午前中にまと治療院で腰ともも裏の治療をしていただきました。そして、夜は弘田雄士さんの「10年後も生き残るトレーナーに必要なビジネス感覚」セミナーを受講。