#544 私が担当アスリートについての情報をあまり積極的に発信しない理由

 

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2017年7月にトレーニング指導の新規クライアント募集を開始しました。「いきなりブワーッと申し込みが殺到したらどうしよう」なんて心配していましたが、そんなことは全くありませんでした(笑)。

それでも、順調にお申し込みをいただき、トレーニング指導を担当させていただくアスリートの数も増えてきました(現在、新規募集を一時停止しています)。

 

私のブログやTwitterをフォローされている方は気づいているかもしれませんが、私はあまり担当アスリートについての情報を発信していません。べつに隠しているわけではありませんが、積極的に外に出していないということです。

意地悪な方は「河森は偉そうにブログ書いたりしているけど、アスリートのトレーニング指導をしていないんじゃないか?」なんて陰口を叩かれているかもしれませんが、ちゃんと指導はしています。ご安心ください。

ただし、朝から晩までみっちりとセッション予約が埋まっているというわけではありません。

そのような働き方は望んでいないので、クライアントさんの数はそれほど増やさないようにしているのと、BリーグからS&Cコーチのオファーが来た時に、対応できるだけのスケジュールの余裕を残しておきたいというのが理由です。

 

 

担当アスリートについて積極的に発信しない理由

今日は、なぜ私が担当アスリートについて積極的に発信しないのか、説明をしたいと思います。

ま〜、結論を言ってしまうと、これと言って明確な理由があるわけでなく、なんとなくと言えばなんとなくなんです。

 

①前職での癖が残っている

私の前職は国立スポーツ科学センターのトレーニング指導員でした。立場としては「みなし公務員」のようなものでした。したがって、「守秘義務」があり、職務上知り得た情報を外に出すことはご法度でした。

また、上司からも、情報が外に漏れないよう注意するように言われていました。

したがって、前職においては、担当アスリートについての情報発信については、非常に気を使っていました。ブログやTwitterで言及するとしても、すでにネット等で公に発表されている情報にとどめていました。

今では、「みなし公務員」という立場ではなくなったので、そこまで厳しく「守秘義務」を遵守する必要はないかもしれません。

それでも、やはり「個人情報の保護」というのはフリーランスのS&Cコーチとしても意識するべきであり、本人の許可なく勝手に情報を外に出すことはできません。

まあ、本人の許可さえ得られれば、クライアントさんの情報を発信してもいいんでしょうけど、なんとなく前職の癖が残っており、積極的に発信しない状況が続いています。

 

②担当アスリートを宣伝に使う人と一緒にされたくない

世の中には、有名なアスリートやチームを担当していることを積極的に宣伝しているトレーナーの方もいらっしゃいます。テレビに出たり本を書いたりして、ビジネス的にはそれなりに成功されている方もいるんだろうと思います。

まあ、それで正しい情報を世の中に広めてくれるんだったらいいんですけど、そういうタイプの9割以上は「なんだそれ!?」って感じのわけのわからないトレーニングをアスリートに教えちゃったりしているものです。結果を出しているアスリートを担当しているトレーナーが優秀とは限らないというのは、しょっちゅう感じていることです。

それでも、能力のあるアスリートはどんな変なトレーニングやろうが結果を出しちゃったりするんですけど、もっとまともなトレーニングをやっていたらもっと活躍するんだろうな〜と忸怩たる思いでいつも見ています。ある意味、そのアスリートは被害者だな、かわいそうだな、と思っています。

また、さらに悪いことに、そういうアスリートは影響力が良くも悪くも大きいので、そのアスリートがやっているという事実だけで、わけのわからないトレーニングを多くのアスリートが真似して取り入れてしまい、被害者数が指数関数的に増えてしまうのです。

 

そのような現状を目の当たりにし、有名なアスリートを宣伝に利用しているトレーナーに対して嫌悪感をおぼえている立場としては、そういう人たちと一緒になりたくないという気持ちが強いです。

なので、担当アスリートが活躍するとすごい嬉しいし、「どうだ、俺の担当しているアスリートが活躍したぞ!」と叫びたい気持ちもなくはないのですが、そうすると同じ穴の貉(むじな)になってしまう気がして、積極的に発信できないのです。

ある意味、誠実なのかもしれませんが、損な性格とも言えるかもしれませんね。

 

 

まとめ

現時点で、私が担当アスリートについて積極的に発信していない理由を説明しました。でも、確固たる信念があってそうしているというよりは、なんとなくそうしているといった感じが強いです。

もし私のクライアントさんがこのブログを読まれていたら、ご自身が希望されるのであれば、どんどん「私は河森にトレーニング指導を受けている!」と発信してもらって結構です。逆に、したくなかったらしなくても大丈夫です。おまかせします。

 

 

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【編集後記】

昨日、親知らずを抜きました。痛み止めをうってもらったので痛くはなかったのですが、なんかミシミシと歯が抜かれる嫌〜な感覚はありました。しばらくは、抜いたのと反対側の歯を使ってご飯を食べることになり、とても不便です。