ちょっと前に以下のようなツイートをしました:
現役21年目の我那覇和樹。変わらぬ川崎への想い「感謝しかない」|Jリーグ他|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva https://t.co/a2JhiWICA5
— 河森直紀 Naoki Kawamori (@kawamorinaoki)
2007年にサッカー我那覇選手の身に起きたドーピング冤罪事件についてのネット記事です。
この記事を書かれたのはライターの木村元彦さん。
木村さんは、この冤罪事件を綿密に取材をされて、「争うは本意ならねど」という本にまとめて、2011年に出版されています。
私も2012年に購入して読みましたが、スポーツノンフィクションの本としては、今まで読んだ中でダントツで一番おもしろかったです。
また、その本に登場するJリーグ各クラブのスポーツドクターを初めとする、スポーツに関わる方々の熱い想いを知ることができて、読みながら涙が溢れそうになりました。
私自身、アスリートのトレーニング指導という仕事をしていますが、同じくらい熱い想いで向き合おうと、この本を読み直すたびに思い直しています。
なによりも、この冤罪事件におけるJリーグの対応を批判するような本を書いた木村さんの覚悟がスゴイです。
Jリーグを敵に回すと取材できなくなってしまうリスクがあるにもかかわらず、それを恐れず、自分の信念を曲げずにこの本を書かれたのですから。
今年に入って、「争うは本意ならねど」の文庫本とKindle版が発売されたようです。
私はデスク周りのペーパーレス化を推進しているところなので、さっそくKindle版を購入し、2012年に買った紙の本を捨てることにしました。
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【編集後記】
おそらく新社会人なんだろうな〜と思われるスーツ姿の方々をよく目にします。新しいことが始まりそうな予感でワクワクするこの季節は嫌いではありません。しかし、フリーランスになってからは、あまり「年度」を意識することがなくなってしまいました。これって「フリーランス(個人事業主)あるある」ですかね。