#764 ブログを書くvs.本を執筆する|共通点と相違点

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私にとって2冊目となる新刊「競技力向上のためのウエイトトレーニングの考え方」の発売まで1週間となりました。

特別販売ページからも多くのご予約をいただいていると出版社から報告を受けています。

ありがとうございます。

 

今日は、これまでに本を2冊執筆し、ブログも9年以上書き続けている私の経験から、ブログを書くことと本を執筆することの共通点と相違点について考えてみます。

 

 

ブログを書くvs.本を執筆する|共通点

まずは共通点から。

それは、どちらも「書く」というアウトプット活動である、という点です。

アウトプットをすることのメリットについては、本ブログでもたびたび発信してきました。

大雑把に分けると、「S&CコーチとしてのスキルUP」と「ビジネス面でのメリット」の2つがあります。

 

前者の「S&CコーチとしてのスキルUP」についてもっと具体的に説明すると、頭の中を整理できるとか、アスリートや競技コーチへの説明がスムーズになるとか、アウトプット手段を持っていることでインプットが鋭くなるとか、が挙げられます。

もし、ブログも本も書いていなければ、S&Cコーチとしての私の実力は、今よりもだいぶ低かったと思います。

「書く」というアウトプット活動は、確実に「S&CコーチとしてのスキルUP」に繋がっていると実感しています。

 

後者の「ビジネス面でのメリット」については、何よりも「知ってもらえる」というのが最大のメリットです。

知られていなければ、商品やサービスを購入してもらえるわけがありません。

まずは自分の存在を知ってもらうためにも、「書く」というアウトプットをして広く発信することが役に立ちます。

 

また、自分の考えをブログや本という形で発信をしておけば、合わないお客さんが来なくなります。

つまり、事前に好かれておく・嫌われておくことができるということです。

これは、とくにひとりビジネスをやっている立場の人間にとっては、余計な時間や労力を使わずにすむので、効率化という大きなメリットに繋がります。

 

さらには、「書く」という発信をして「知ってもらえる」と、他の専門家との差別化を図ることができるので、選んでもらえる確率も高まるし、単価UPにも繋がります。

印税収入だけだと割に合わない本の執筆をしているのも、本を出していることで「河森は凄そうだ」と思ってもらえるだろう、という嫌らしい思惑が裏には隠れています。

とくにS&Cコーチの専門性とか実力というのは目に見えづらく、専門家ではない方にとっては判断はほぼ不可能なので、ただ発信をするだけでも、周りから一歩抜け出せます。

 

 

ブログを書くvs.本を執筆する|相違点

次に相違点について。

  • ①自分で始められるvs.依頼をされる
  • ②継続して実施できるvs.やるタイミングや頻度はコントロールできない
  • ③1つのトピックについての単発記事vs.流れ・ストーリーを意識して体系化する

 

①自分で始められるvs.依頼をされる

ブログは基本的にいつでも自分で始めることができます。

今までブログを書いたことがない人でも、今日からやろうと思えば書けます。

つまり、ブログの場合、書く・書かないは自分でコントロールできるのです。

 

一方、本の執筆は、出版社から依頼をされてやるものです。

自分でコントロールできるものではありません。

だから、将来的に本の執筆を目指すとしても、まずは自分でコントロールできるブログを書くことをオススメしています。

ブログで面白い文章を書いたり、役に立つ情報を発信していれば、いずれ出版社の目に留まるはずです。

» 参考:ブログを書くことから始めて、最終的には本を書くことを目指す

 

 

②継続して実施できるvs.やるタイミングや頻度はコントロールできない

ブログは継続して実施できるものです。

毎日書かれている方もいます。

私はそこまでできていませんが、平均すると週2回程度の頻度では書けています。

 

この「定期的に書く機会を設ける」というのが非常に大きいです。

「定期的に書く」というのは、要するに「定期的に考える」のと同義です。

定期的に考えることで、「S&CコーチとしてのスキルUP」に繋がります。

逆に、数ヶ月に1回しかブログ記事を書かないようでは、「S&CコーチとしてのスキルUP」というメリットを享受することは難しいでしょう。

また、定期的に発信することで、フォロワーも増えて、ビジネス面でのメリットにも繋がるはずです。

 

一方で、本の執筆については、①でも触れたように、依頼をいただいて初めてできることなので、そのタイミングや頻度は自分でコントロールできません。

売れっ子作家であれば、ひっきりなしに依頼をいただけるのかもしれませんが、S&Cの専門家であれば、本の執筆依頼が次から次へと来ることはまずないでしょう。

それだけ本を執筆するというのは特別なことなのです。

だからこそ、その特別なことをやって本を執筆することができると、「本を出版しているなんて、この人は凄いに違いない」と思ってもらえて、ビジネス面でのメリットが大きいのですが。

 

 

③1つのトピックについての単発記事vs.流れ・ストーリーを意識して体系化する

ブログでは、1つのトピックに対象を絞って書くことが一般的です。

文字数も数千文字程度といったところでしょう。

一方で、本となると、大枠のテーマは決まっていますが、そのテーマに関連するさまざまなトピックを網羅して書くので、文字数は数万文字となることが多いです。

 

私はよく、ブログ記事を書くのはパズルの1つ1つのピースを作るようなもの、本を執筆するのはパズル全体を完成させるようなもの、という喩えを使います。

特定のテーマについてブログを書く過程で、そのテーマについてトコトン考えて、頭の中を整理することは重要です。

これがパズルのピースを作ることにあたります。

 

一方で、本を執筆する場合は、ただパズルのピースをたくさん作ればいいわけではなく、それらが全体像のなかでどこにフィットするのかまで考えないといけません。

つまり、さまざまなトピックの流れやストーリーを意識して、それらを体系化することが必要になるわけです。

この作業は非常に大変で、時間もかかるし、脳ミソにかなりの負荷を与えることになります。

しかし、このプロセスを経験すると、ブログを書くだけと比べて、数段高いレベルで自分の頭の中を整理することができるようになります。

私自身、これまで本を2冊執筆しましたが、産みの苦しみを経験して、S&CコーチとしてのレベルがかなりUPしたと感じています。

ぜひとも、ブログだけでなく本を書く経験もしていただきたいと強くオススメする理由の1つです。

 

とはいえ、②でも触れたように、本を出版できるかどうかは自分でコントロールできるものではありません。

そんな場合は、代わりにセミナーを自主開催されることをオススメします。

数時間のセミナーでお話をするために、構想を練り、スライドを用意し、どういう順番でお話をするかを考える作業は、本の執筆に似ています。

つまり、セミナーでお話をすること、また、そのための準備をすることは、パズル全体を完成させるようなものなのです。

本を執筆するのと同じように、数段高いレベルで自分の頭の中を整理することができますし、セミナーを自主開催すれば、そのタイミング等を自分でコントロールすることも可能です。

 

また、セミナー開催をすることで、特定のテーマについて自分の知識を整理しておけば、それをそのまま使って本を執筆することもできます。

実際、私がこれまで執筆した2冊の本は、どちらも自主開催したセミナーの内容がベースとなっています。

 

 

まとめ

2冊目の著書が出版されるこのタイミングで、ブログを書くことと本を執筆することの共通点と相違点をまとめてみました。

それぞれにメリットがあるので、両方をやってみていただきたいです。

まずは、自分でいろいろとコントロールしやすいブログから始めることをオススメします。

動画 S&Cブログ入門

 

本の出版は、出版社から依頼をしてもらわないとできないのでハードルは高いです。

それでも、継続してブログを書いて、面白い・役に立つ内容を発信し続けていれば、いつかは出版社があなたのことを見つけてくれるはずです。

 

最近は、note有料記事やKindle出版という形で、出版社を介さずに、本に近い長い文章を自分で出版することも可能になっています。

そちらを利用するのも1つの手ではありますが、まずは一般的な本の出版を狙ってみてほしいというのが個人的な想いです。

自分の本が書店に並んでいるのを眺める経験は、なかなか感慨深いものがありますよ。

 

 

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【編集後記】

とあるトピックについて関連論文を調べだしたら、読まないといけない論文がドンドン増えてしまい、まいった状態に陥っています。

まあ、それだけ研究がされているということだから、感謝しないといけないんですが。

ちゃんと全部読みこなした上で、そのトピックについて現時点で科学的に何が言えるのかをまとめたいと思います。

大変な作業だけど重要なことなので。

こういうのやっていると、論文のアブストラクトだけちょろっと読んで、ツイッターで適当に発信しているの見ると、やっぱり怒りが湧いてくるのもしょうがないと感じますね。