#746 無料ブログと有料noteの使い分け

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昨日、初の有料note記事の販売を開始しました。

なかなかニッチな内容の記事なので、そんなにバカスカ売れることは期待していませんでしたが、早速ご購入いただいています。

ありがとうございます。

JISSで働いてみたいという方は一定数いるでしょうし、そういう方向けの情報は他にはないので、確実にお役に立てるのではないかと考えています。

気まぐれに値上げするかもしれないので、興味のある方は今のうちにご購入ください。

 

 

有料noteを販売するまでの心の葛藤

私はこれまで無料で読んでいただけるブログを書いてきました。

「無料でこんな情報を発信するなんてもったいない」と言っていただくこともありますが、ブログについては有料化することは考えていません。

今後も無料で続けていくつもりです。

その理由については過去にブログで書いているので、そちらをお読みください。

» 参考:「河森さんのブログ、有料にしたほうがいいんじゃないですか」と言われるけど、ブログは今後も無料で続けます

 

その一方で、有料noteを販売することにも興味があり、以前から検討を続けていました。

Twitterのタイムライン等を眺めていると、有料noteを販売して小銭を稼いでいそうな方が多いので、羨ましいな〜と思っていたのです。

 

しかし、無料ブログとの使い分けをどうしようか、という点で悩んでいて、なかなか手を付けられずにいました。

ブログでも書けるような内容をnoteで販売して小銭を稼いでしまうと、無料でブログを書くのが嫌になってしまうんじゃないか、という恐怖があったからです。

だからこそ、有料noteを販売するなら、ブログでは書けないようなタイプの文章にしようと決めていました。

そこは決まっていたのですが、じゃあ、ブログでは書けないようなタイプの文章ってなんだろうか?というところが自分の中でなかなか固まっていませんでした。

 

そんな中、今回初めて有料noteとして販売をした記事は、最初はブログ記事として書き始めたものでした。

しかし、書いていくうちに「これってブログよりも有料noteのほうが合っているかもしれない」と閃いて、ブログで出すのをやめました。

なぜ、この文章はブログではなく有料noteにしようと思ったのかを分析することで、無料ブログと有料noteの使い分けについて現在の私の考え方をまとめてみます。

 

 

無料ブログと有料noteの使い分け

無料ブログではなく、あえて有料noteとして販売をするための条件として、以下の3つを考えています:

  • ①ブログとしては文字数が多い
  • ②クローズドにしたほうがよい内容である
  • ③興味のある人が限られている

 

 

①ブログとしては文字数が多い

どうせ有料noteで販売をするのであれば、ある程度の文字数がある、それなりにまとまった文章にしようと考えています。

普段、ブログで書いているのと同じくらいの文字数の記事を、数百円程度で有料noteとして販売するというのは中途半端な気がするからです。

そんなんだったら、これまでどおり無料でブログで発信すればいいじゃん、という感じです。

 

その一方で、あまりにも文字数が多すぎる長文だと気軽にサクッと読むのが難しいですよね。

私自身、他の方のブログを読ませてもらうときに、あまりにも長すぎる文章は読む気が失せてしまいます。

「ほどよい文字数でサクッと読める」というのがブログでは重要なんだろうと思います。

つまり、文字数が多すぎる長文はブログ向きではないのです。

 

しかし、有料記事として販売をすれば、ある程度の長い記事であっても、最後まで読んでいただけるはずです。

「お金払ったけど、文章が長すぎるから、読まないでいいや」とはならないですよね。

むしろ、お金を払った場合に、文字数が少なくてすぐに読み終わってしまうと、なんだか損した気持ちになるはずです。

 

したがって、無料のブログではなく、あえて有料でnote記事にする条件の1つとして、文字数の多い長文である、それなりにまとまったコンテンツである、というのは重要だと考えています。

 

 

 

②クローズドにしたほうがよい内容である

今回販売を開始した記事の内容は、少しだけセンシティブな情報が含まれうるものになっています。

もちろん、守秘義務があるので、すでに公表されている情報をもとに書いていて、世に出されていない秘密の情報は含まれていません。

それなりに注意をしながら書いたつもりです。

 

とはいえ、私の不注意で、外に出てしまっては困る機密情報がポロリと出てしまうリスクはゼロではありません。

そう考えた時に、お金を払って購入していただいた方だけに読んでいただける有料noteのクローズドな環境が適していると考えました。

ネット上のオープンな環境に発信をすると、一気に拡がってしまうリスクは常にありますからね。

それはネットの良い面でもあるので、諸刃の剣なんですけど。

 

これまでのブログでは、誰に読まれても、バズるくらい拡散されても、問題ないような内容を書いてきたつもりです。

しかし、今後、クローズドしたほうがいいかな〜と思われるトピックについては、有料noteでの販売が視野に入ってくると思います。

 

 

③興味のある人が限られている

私がブログを無料で発信している理由の一つが、より多くの方に届けたいからです。

私のブログを有料化してしまえば、読んでいただける方の数が、1/10もしくは1/100以下にまで激減することでしょう。

多くの方に読んでいただきたいのであれば、無料にしておくことが、非常に重要なのです。

そして、多くの方に読んでいただくからこそ、私の影響力を拡大することができるのです。

 

その一方で、今回noteで販売を開始した記事のテーマについては、興味のある人は一部の方に限られているはずです。

「JISSでトレーニング指導員として働きたい人」というピンポイントの読者に向かって書いた文章なので。

そういう方は、一定数は確実にいるはずですが、数はそれほど多くはないでしょう。

つまり、拡散されて多くの方に知ってもらう必要があるタイプの情報ではないのです。

 

そういう文章は、あえて無料のブログで発信する必要性は低いので、有料noteとして販売する候補に入ります。

とはいえ、「興味のある人が限られている」という条件だけで、有料noteにする決断をすることはないでしょう。

これまでも、興味のある人が限られているであろうテーマのブログ記事を書いてきたので。

 

したがって、上記①や②のような他の条件が整っている状況で、興味のある人が限られているという条件も揃ったときに、有料noteとして販売する選択をする可能性が高まる、といったところでしょうか。

 

 

まとめ

無料ブログと有料noteの境界線があいまいだと、小銭が稼げる有料noteに気持ちが傾いてしまい、無料でのブログ発信をやる気が失せてしまいそうだったので、現時点で考える使い分け方法についてまとめてみました。

多くの方に知ってほしくて発信する、というよりは、自分の頭の中を整理するために書いた感じです。

有料noteへの向き合い方は今後変わるかもしれないので、とりあえず、今の考え方を文字にしてみました。

 

 

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【編集後記】

新型コロナウイルスの影響で、トレーニング指導ができていなかったクライアントさんやチームが今週あたりからトレーニングを再開し始めました。

感染・熱中症・ケガの3つのリスクに注意を払いながら、徐々に再開前の状態に戻していければと思います。

「急ぎすぎない・焦らない・ゆっくり」と自分に言い聞かせながら指導をしています。