#766 著者がオススメする「競技力向上のためのウエイトトレーニングの考え方」の読み方

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2冊目の著書「競技力向上のためのウエイトトレーニングの考え方」が本日発売されました。

 

前作「ピーキングのためのテーパリング〜狙った試合で最高のパフォーマンスを発揮するために」では、発売直後からAmazonでの在庫切れが続き、事前にご予約いただいた方への発送も遅れるというトラブルが起きました。

今回は、そのようなことが起きないように、出版社が万全を期してくれたので、今のところ大きなトラブルはないようです。

 

 

自分の本を読んでみた

私はこの本を1年かけて執筆しました。

その間に、自分が書いた文章を読み返しては書き直す、という作業を何度も繰り返してきました。

そのせいで、自分が書いた本を客観的に読むのが難しい状態にありました。

本には書いていないことまで、勝手に脳ミソの中で補って読んじゃうくらいの状態です。

 

だから、出版社から「献本」という形で本が届いてからも、自分では読まずに置いておきました。

1年くらい寝かせて、執筆時の記憶が薄れてから、自分で読んでみようと考えていたのです。

そのくらい期間をあければ、少しは客観的に読めるようになってるだろう、と。

 

しかし、事前予約等で発売日前に私の本を手に入れてお読みいただいた方々からのフィードバックが届き始め、それらがあまりにもポジティブなものばかりだったので、自分でも拙著を読みたい気持ちがふつふつと湧いてきました。

ちょっと「まえがき」だけでも読んでみようかな、と思って読み始めたら、もう止まりませんでした。

夜中に読み始めたので、さすがに途中で睡魔に負けて寝てしまいましたが、翌朝すぐに残りのページも読んで、あっというまに読了。

いや〜、面白かった。

自分で言うのもなんですけど、どんどん次を読み進めたくなるような面白さがありました。

なかなか良い本書いたな、俺。

 

その一方で、かなりの時間をかけて執筆したのに、読むときはあっという間なんだな〜という少し寂しい気持ちもありました。

ほんの数時間で読み終わっちゃいましたからね。

でも、それだけ時間をかけて、自分の考えを言語化し、それを練り直す作業をしたからこそ、このトピックについての私の理解はかなり深まりました。

まさにインプットよりもアウトプットのほうが、記憶に残るし、身になる、という経験をしました。

 

 

著者がオススメする「競技力向上のためのウエイトトレーニングの考え方」の読み方

自分が書いた本を自分で読んでみて、こういう感じで読んでいただくと、最大限に活用していただけるのではないか、というやり方が思い浮かんだので、紹介します。

ただし、これはあくまでも著者である私がオススメする読み方にすぎません。

実際のところは、どのように読んで・どのように解釈をして・どのように活用していただくかは、読者の皆さんの自由です。

お好きなように読んでいただいて、まったく問題ありません。

あくまでも1つの参考程度に捉えていただければ。

  • ①まずはざっと全体に目を通す
  • ②もう1回ざっと全部読む
  • ③その後は必要に応じて、必要な箇所を読み込む
  • 番外編:アウトプットするつもりで読む

 

①まずはざっと全体に目を通す

とりあえず、まずは通しで読んでみてください。

私が読んだときのように、どんどん次を読み進めたくなるはずなので、その衝動にしたがって、最後まで読んじゃってください。

この段階では、あまり深く考えず、小説を読むかのごとく、ドンドン夢中になってお読みいただくのがよいかと思います。

 

②もう1回ざっと全部読む

夢中になって読み終わってみたら、「面白かったな」という感想を持たれるはずです。

しかし、1回ざっと読むだけだと、具体的に何が面白かったのかまで記憶に残っていない可能性が大です。

そこで、もう1回、今度はもう少し内容を味わいながら全部を読んでみてください。

 

 

③その後は必要に応じて、必要な箇所を読み込む

2回通しでお読みいただければ、全体的な内容はある程度把握できたはずです。

そこから先は、必要に応じて、必要な箇所を読み込むという形でご活用いただければ。

最初に通しで読んだときは「なるほどな〜」とか「そうなのか〜」程度の感想しか持たなかったような文章でも、実際に自分がそれに関する問題にぶち当たったときに読み返していただければ、「あ〜!河森が言っていたのは、そういうことだったのか!」と理解が深まることが予想されます。

 

1つ1つの文章にこだわって、何度も書き直しをしながら、完成した文章です。

「なぜ、河森はこの表現を使っているのか」「なぜ、河森はこの順番で説明をしているのか」等を考えながらお読みいただけると、さらにお楽しみいただけるはずです。

 

噛めば噛むほど味が出るスルメのような文章になっているはずです。

 

 

番外編:アウトプットするつもりで読む

一般的に、なにかを学ぶ方法には、「インプット」と「アウトプット」という2つのやり方があると言われています。

本を読むのはインプットと呼ばれる方法です。

このインプットによる学習効果を高めるには、なんとなく読むのではなく、アウトプット前提で読むことが効果があるそうです。

拙著を読むときも、なんとなく読むと「あ〜、なるほどね、わかった」と思われるかもしれませんが、「じゃあ、なんて書いてあったか説明してみて」と言われたら説明できない方が多いはずです。

そこで、誰かに説明する前提で読む、とか、書評を書くつもりで読む、みたいな感じで、アウトプット前提で読まれると、理解がさらに深まるはずです。

拙著の内容を、ご自身の言葉で、アスリートや競技コーチに説明できるようになると完璧です!

 

「アウトプット前提でインプットする」というのは、最近読んだ以下の本で書いてあってとても共感した方法で、私自身、ブログを書くというアウトプット手段を持つようになってから、インプットの精度が高まったことは実感しています。

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まとめ

いろいろと書きましたが、まあ皆さんのお好きなようにお読みいただければ、著者の私はハッピーです。

少しでも参考にしていただければ。

また、拙著を読んで面白いと感じていただたら、SNS等でシェアしていただけると嬉しいです。

エゴサーチをしているので、リツイート等させていただきます。

 

 

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【編集後記】

昨日はヘアカットしてもらいました。まだまだ残暑が厳しいので、短く切ってサッパリしました!