#604 フリーランスで活動しているS&Cコーチが有料での個別コンサルティングをサービスメニューに加えておくべき理由

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無料で相談をされることが多くて困っている。

私の知識や経験は、これまでたくさんの時間・お金・労力をかけて培ってきたものなのに・・・。

とお困りの方、とくにフリーランスの専門家として働かれている方は多いかと思います。

そんな方には、有料での「個別コンサルティング」をサービスメニューに加えておくことをオススメします。

 

 

フリーランスが無料ではなく有料の個別コンサルティングをサービスメニューに加えるべき理由

私は、フリーランスS&Cコーチとして独立してから、サービスメニューに「個別コンサルティング」を加えました。

有料で1対1の個別相談に応じるサービスです。

 

一般的なビジネスにおいては、無料相談を受け付けて、そこから有料メニューに繋げるような仕組みを設けていることが多いでしょう。

最初の相談を無料にすることでハードルを低くして気軽にサービスを体験してもらい、気に入っていただいたお客様に有料サービスをご利用いただく、という流れです。

しかし、フリーランスのような「ひとりビジネス」の場合は、マンパワーが少なく(自分だけ)、自分の時間がとても貴重なので、そのような戦略を取ることは不可能です。

 

そこで、私の場合は、無料相談を受け付けるかわりに、ブログを書いて無料でお読みいただき、気に入っていただいた方に有料サービスをご利用いただく形をとっています。

ブログを書いておけば、100人に読んでいただいても1000人に読んでいただいても、私の手間は変わりません。

これが無料相談を受けるとなると、数が増えれば増えるほど、私の時間が減ってしまいます。

したがって、マンパワーが限られていて時間が貴重なフリーランスは、無料ではなく有料の個別コンサルティングをサービスメニューに加えることをオススメします。

※ただし、無料で提供するもの(私の場合はブログ)がないと、ビジネスモデルとしては成り立ちづらいので、それは別途用意しておきましょう。

 

もちろん、私の知識や経験にもとづいたアドバイスを求められた時に、時間をつくって相談に乗ることには、対価をいただくだけの価値があると自信があるから有料にしているということもあります。

それだけの価値を持ち続けるために知識やスキルの研鑽は欠かせません。

また、その価値を「見える化」するためにも、ブログを書いて無料で公開することも大切です。

 

 

個別コンサルティングを有料にしておけば、無料で相談された時に迷わなくなる

「河森さんにお会いしたい」

「河森さんのお話を聞かせていただきたい」

「河森さんにぜひともご挨拶をしたい」

「河森さんと意見交換させていただきたい」

こういうこと、たまに言われます。

 

昔の私であれば、2つの考えの間を行ったり来たりして、どうしようか悩んでいたことでしょう:

  • 考えその①:専門家に無料で頼みごとをするなんて!なんで、わざわざ貴重な時間を割いて、話を聞かないといけないんだ?
  • 考えその②:私に問い合わせをしてくれたということは、私の知識やスキルを求めてくれているのかな?将来的に自分にとってのメリットに繋がるかもしれないから、コネを作っておいたほうがいいかな?

どちらも正直な気持ちとしてあります。

前者の気持ちが強ければ、憤慨しながらお断りすることになるでしょう。

でも、対価を支払ってでも相談したいと思ってくれる方まで切り捨てることになってしまいます。

後者の気持ちが強ければ、打算的な考えからお受けすることになるでしょう。

でも、実際に将来的なメリットに繋がるケースは少ないため、結局、多くの場合は無料でサービスを提供しただけで終わってしまいます。

 

そこで、そのような悩みを解決する策として、有料での個別コンサルティングをサービスメニューに加えておくことが有効なのです。

もし、「会いたい」「お話を聞きたい」「ご挨拶したい」「意見交換したい」と頼まれたら、「有料で個別コンサルティングを承っております。必要であれば、そちらのサービスをご利用ください」と伝えればいいだけです。

私の知識や経験を信頼して対価を支払ってでも相談したいという方であれば、個別コンサルティングを申し込んでくれるはずです。

そうでない方は、「お金を払ってまで会わなくていいや・・・」と自然に消えていきます。

こちらからお断りする必要がないので、お互いに不快な思いをすることもありません。

 

それでもまだ、「無料で相談させてくれ!」としつこく言ってくる人がいたら、「有料で個別コンサルティングをご利用いただいている他のお客様に申し訳ないので」と伝えれば済みます。

有料メニューをご利用くださるお客様と無料で相談させてくれと言ってくる人。

どちらが自分にとって大切なのかは明白ですからね。

 

 

まとめ

無料相談を受け付けるかどうかは、ある意味ビジネス判断です。

絶対に受け付けるな!とは私は言えません。

しかし、無料で相談をされることで困っているフリーランスの方は、有料の個別コンサルティングをサービスメニューに加えるメリットが大きいはずです。

たとえ利用者数が少なかったとしても、無料で相談されるケースが減る・されても「有料で個別コンサルティングを承っております。必要であれば、そちらのサービスをご利用ください」と言える、というだけでも大きなメリットになるはずです。

 

 

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【編集後記】

元旦に寝違えてから、ずーっと首の調子がすぐれず、なかなか良くならないので「まと治療院」に行ってきました。

固さや痛みも取れて、首の可動域も改善しました。

もう1、2回通えば、だいぶ良くなりそうです。