昨日は「S&Cバイオメカニクス入門セミナー」を実施しました。
募集を開始した時点では、普通にセミナーを実施する予定でした。
しかし、その後、新型コロナウイルスの状況が悪化してきたため、急遽、希望者向けにオンラインでも受講いただけるように準備をしてきました。
そもそもオンラインでセミナーを配信するにはどうすればいいのか?を調べるところから始めました。
いろいろと調べてみるとZoomを使うのが簡単そうだとわかり、実際にZoomを使ってオンライン配信をしました。
正確に言うと、完全にオンラインでの配信ではなく、セミナー会場&オンライン配信のハイブリッドセミナーという形でしたが、なんとか無事に実施することができました。
今回の経験も活かして、今後しばらくはすべてのセミナーをオンラインで配信しようと考えています。
必要性から仕方なくオンラインのみに切り替えるわけですが、今、オンラインでセミナーをやるスキルを磨いておけば、自粛モードが終わった後も使えます。
オンラインとオフラインのどちらもメリット・デメリットがあるはずなので、うまく組み合わせて実施できれば強みになるはずです。
オフラインセミナー vs. オンラインセミナー
オフラインセミナーとオンラインセミナーにはそれぞれメリットがあります。
逆に見ると、それぞれのメリットは、もう一方からするとデメリットにもなるわけですが。
それぞれのタイプのセミナーのメリットが何であるのか、現時点での私の考え方をまとめてみます。
オフラインでのセミナーのメリット
- ライブ感
抽象的な言葉ではありますが、この「ライブ感」こそが、わざわざセミナー会場まで出向いて講師の話を直接聞くことの1番のメリットだと思います。
好きなアーティストのCDを聴いたりDVDを観たりするのと、ライブに行くのでは圧倒的に違いがあるのと似ています。
論理的に説明できませんが、私の経験上も、やはり「この人の話を聞いてみたい」と思える人を見つけたら、直接会いに行くのが一番の刺激になります。
逆に言うと、この「ライブ感」を味わえないのが、オンラインセミナーのデメリットということにもなります。
オンラインでのセミナーのメリット
- 移動が必要ではない
オフラインでセミナーを実施する1番のメリットは、参加者の方にセミナー会場まで移動していただく必要がない、ということでしょう。
移動には時間もお金もかかりますが、これがなくなるだけでも大きなメリットです。
とくに遠方にお住まいの場合、この「移動」にかかるお金や時間がネックになり、セミナーの内容に興味があっても参加を見送る方もいらっしゃるはずです。場合によっては宿泊費もかかるでしょうし。
それを考えると、インターネットに繋がりさえすればどこでも受講していただける、というのはオンラインセミナーの最大のメリットです。
セミナー主催者の私からしても、セミナーに参加していただける可能性のある見込み顧客が増えるというメリットもあります。北海道や沖縄にお住まいの方にも届けられるわけですから。
逆に言うと、会場まで移動しないといけないというのが、オフラインセミナーのデメリットということになります。
まとめ
昨日のセミナーはZoomプロプランのミーティング機能を使ってオンライン配信しました。
Zoomにはビデオウェビナーという月額5400円の追加機能もあるのですが、こちらを今後使うかどうかはまだ迷っています。
近々このZoomビデオウェビナーの機能を使ったオンラインセミナーを受講する予定なので、そのときの経験も参考にしながら、ビデオウェビナーを導入するかどうか決めようと考えています。
その決断をし次第、オンラインセミナーの告知ページをアップする予定なので、オンラインセミナー受講に興味のある方は少々お待ちいただければ。
とくに遠方にお住まいで、興味はあるけど移動がネックになりこれまで私のセミナーに参加できなかった方は、ぜひこの機会をご利用ください。
» 参考:Zoomビデオウェビナー(+月額5,400円)でセミナーをやるメリット
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【編集後記】
新型コロナウイルスの影響で、やはりトレーニング指導業の売上が下がっています。あらためて収入源を分散することの必要性を感じるとともに、状況に応じて柔軟に・迅速に働き方を変えることも重要だな〜と実感しています。