あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
私が2015年に継続学習に投資した額
さて、今日は少し2015年を振り返ってみたいと思います。
突然ですが、私は昨年1年間で、自らの知識やスキル向上のため、継続学習に約33万円の投資をしました。その内訳は以下のとおりです:
- 書籍・DVD等の購入費:約10万円
- セミナー受講費:約23万円
以前から、S&Cコーチとして継続学習に投資することの重要性をお話してきましたが(たとえばコレとかコレとかコレとかコレ)、このように実際に使った金額をお見せしたほうが説得力やら具体性やらが出て良いのではないでしょうか。
継続学習にお金を使う必要はある?
この年間33万円という金額、みなさんは多いと思いますか?それとも妥当な数字だと思いますか?
正直言って、私はこの金額が多いのか少ないのか、よくわかりません😁 ただ、自分にとって必要だと思う書籍・DVDを購入して、自分にとって必要だと思うセミナーを受講していたら、結果としてこの金額になっていた、という実感です。
本ブログの読者の中には「いや〜、継続学習にそんなにお金かけたくないよ」「できるだけ無料で自分の知識やスキルをUPさせたいな」という考えの方もいらっしゃるかもしれません。しかし、そのような考え方では、質の高い知識やスキルを手に入れることはできないし、結果としてS&Cコーチとしての力量がUPしないので、結果として収入も伸びず、長期的には損をすると思います。
そもそも自分の知識やスキルを提供して報酬をいただく仕事をしているS&Cコーチやパーソナルトレーナーが、他のプロフェッショナルの知識やスキルをタダで教えてもらおうなんて、何考えているの?と思ってしまいます。どうせ、そのような人は自分の提供するサービスにも自信が持てていないんでしょう。
私自身、セミナー講師をつとめる経験を重ねてわかったことですが、お金を頂戴して人様に教えるというのは非常に責任感を伴う活動であり、中途半端なことはできないのでしっかりと準備を重ねますし、わかりやすく伝えようと努力します。
仮に、同じ内容を「無料で教えて」と頼まれたら、そもそも断ると思いますし、たとえ引き受けるとしても超テキトーに教えると思います。自分が持っている知識やスキルに対してなんのリスペクトも持っていない人に「タダで教えて」と言われても、そもそも教えてあげようという気が起きないからです。
逆に自分が誰かに教えを請う立場であれば、たとえ相手が「タダで教えてあげるよ」と言ったとしても、あえてそれなりの報酬を支払って教えてもらうと思います。報酬を支払うことで相手に責任感が生まれて、より良い知識やスキルを提供してもらえるはずだからです。そもそも「お金を払ってでも教えてほしい」と思える相手じゃないと、教えを請おうとすら思いません。
まとめ
もちろん、お金がかかるタイプの継続学習の他にも、無料のブログやネット記事を読んだり、研究論文を読んだり(現職場ではほぼ無料で入手できます)というタダで実施できる活動もしています。継続学習には必ずしもお金を使わないといけないというわけではありません。無料のものや有料のもの、いろいろなタイプの継続学習方法を組み合わせて、最大限の結果に結びつけるのが良いと思います。
しかしこれだけは断言できます。質の高い知識やスキルを手に入れようと思ったら、しっかりとお金を払ったほうが自分のためになる、と。
2016年も自分の知識やスキルUPのために、しっかりと投資をしていこうと思います。来年度いっぱいでJISSを辞めて独立する予定なので、自己投資をしっかりすることが、その後の収入に直接つながってくるはずだと信じて・・・。
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【編集後記】
箱根駅伝やってますね。体幹だけトレーニングして結果が出ているみたいなこと言ってますけど、何を言っているのやら。長距離走アスリートも全身のウエイトトレーニングをしっかりやれば、ケガをしづらい身体作り、ランニング効率向上、乳酸閾値向上、スプリント能力向上、etcの利益を手にすることができることは科学的にも支持されています。それなのに体幹だけ鍛えて「トレーニングやった気」になっているのは滑稽でしかありません。強くなる気あるんですかね?