#650 セミナーは参加するよりも開催するほうがはるかに負荷が高い→学習効果も高い?

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この週末は、セミナーざんまいでした。

土曜は「論文の読み方」セミナーを自主開催し、日曜はJATI研修会に参加してきました。

ある意味、前者は「アウトプット」で後者は「インプット」です。

土日の2日間という短期間で、両者の立場を経験してみて、感じたことをまとめてみます。

 

 

セミナー開催 vs. 参加の「負荷」

1番感じたのは、セミナーを自主開催して講師としてお話するのは、非常に負荷が高い行為だということです。

土曜のセミナーが終わったあとは、どっと疲労感が襲ってきました。

自主開催セミナーのあとは、いつもそんな感じです。

やはり、安くない参加費をお支払いいただき、参加するためにお時間を割いていただき、当日はお金と時間をつかって会場までお越しいただくわけですから、それに見合うだけの価値を提供しないといけないというプレッシャーは大きいです。

 

それに比べると、翌日のJATI研修会に参加するときは、めちゃめちゃ気楽でした。

プレッシャーとか責任感は、ほぼゼロです。

会場が遠かったので、移動で疲れたというのはありますが、セミナー参加そのもので疲れたというのは全くありません。

 

 

セミナー開催 vs. 参加の「学習効果」

やはりトレーニングと同じで、ある程度の過負荷をかけたほうが学習効果も高いと感じます。

過去にも何度か書きましたが、セミナーを自主開催して「人に教える」という行為は、最高のアウトプット型学習法です。

自分の頭の中の知識や情報をしっかりと整理して、自分のものにすることができます。

» 参考:セミナーでは参加者よりも講師のほうが勉強になる!?「人に教える」のは最強の勉強法

 

それに比べると、インプット型学習法であるセミナー参加は、それだけで得られる学習効果は小さいと感じます。

最悪の場合、セミナーで話をきいて「面白かったな〜」で終わりです。

それだけだと、映画を観るのと変わりません。

 

インプット型学習法は、どちらかというと受け身タイプの学習法ではありますが、ある程度、能動的に学ぶことも大切です。

たとえば、セミナー翌日からトレーニング指導現場で活用してやるぞ!くらいの気持ちで話を聞くとか、新しく仕入れた情報をセミナー後に復習してまとめておくとか。

そのうえで、インプットで仕入れた情報は最終的には何らかの形でアウトプットしないと身につかないと思います。

 

 

まとめ

セミナーを自主開催した翌日に参加者としてセミナーを受講する、という経験から考えたことをつらつらと書いてみました。

もちろん、セミナー参加には、自分が知らない情報や考え方にふれることができるというメリットがありますが、負荷の高さや学習効果でいうと、セミナーを自主開催して講師としてお話するほうがはるかに高いのではないかと感じています。

私自身、今では「参加するセミナーの数<開催するセミナーの数」というバランスになっており、学習効果が加速しているのを感じています。

参考 「参加するセミナーの数<開催するセミナーの数」のバランスを目指すEX-IT

 

上で紹介したリンク先の記事にもあるように、セミナーに参加するとお金が出ていきますが、セミナーを開催するとお金が入ってきます。

それも大きなメリットです。

ぜひとも、多くの方にセミナー自主開催をはじめていただければと思います。

 

 

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【編集後記】

ここ最近、私が担当しているアスリートへのテレビ取材が続いています。

ウエイトトレーニング中もカメラで撮影されています。

昔の私であれば、ちょっと緊張したり、カメラを意識したりしていたでしょう。

しかし、過去の経験から、実際の放送を見ても私が映り込むことはほとんどない、あっても数秒程度、とわかっているので、気にせず自然体で対応できています。