先日、久しぶりにバスケをしました。
2015年初のバスケでした。
そして翌日は、全身がバッキバキの筋肉痛になりました。
そんな話をバスケを一緒にプレイした職場の同僚(別の部署に所属の人で、S&Cとは無関係)にしたら、「河森さん、普段からジムで鍛えてるのに、バスケしたら筋肉痛になるんですね〜」みたいな反応をされました。
暗に「筋トレをしてるのにバスケをやる身体を作れないんだ?」「それならバスケ選手が筋トレをしても意味ないんじゃない?」「バスケに必要な筋肉は、バスケの練習だけやっていれば付けられるんじゃない?」と言われているような気がしました(完全に被害妄想です)。
そんなエピソードをアスリートが聞いたら、「え、トレーニングしても意味ないの?」って疑ってしまいそうです。
私自身も、ちょっとだけ「う〜ん、そうなのかしら?」と考えてみましたが、すぐに「いや、違う。そんなことはない!」という結論にたどり着きました。
私が久しぶりのバスケで筋肉痛になったからといってトレーニングの意味がないわけではない理由
まず、自分は日常的にバスケをしていません。
たまに遊びでやる程度です。
一方で、筋トレはしょっちゅうやっていますが、そんなんでバスケをバリバリとやる身体の準備が整うわけがありません。
バスケをやる身体の準備を整えるには、バスケをやらないとダメなんです。
そんなの当たり前です。
バスケの練習をバリバリとやったうえで、補強として筋トレを実施するのが大切なんです。
そうすることで、ケガのしづらい身体を作り上げることができるので、さらにバリバリとバスケの練習ができます。
そして、筋力や爆発的パワー、柔軟性等の体力を向上させることができるので、バスケのパフォーマンスを向上させるポテンシャルも高めることができます。
そういうことなんです。
筋トレは練習の代わりにはなりえないんです。
あくまでも「補強」です。
でも練習をしっかりとやったうえで、この補強を追加で実施すれば、すごく大きな利益を得ることができるんです。
そしてその利益は練習だけやっていては得られないものです。
たまにしかバスケをやらない私とは違い、バスケ選手は普段からバスケの練習をバリバリとやっています。
したがって、そのうえで補強として筋トレを取り入れれば、大きな利益を得ることができるはずです。
間違いありません。
まとめ
私が指導しているアスリートからも、筋トレをするようになって「ケガをしづらくなった」とか「動きが良くなった」等のフィードバックをもらいますし、科学的にも筋トレの効果は数多く報告されています。
だから、普段から筋トレをやっている私が久しぶりにバスケをやったらバッキバキの筋肉痛になったからといって、「筋トレをやっても意味ないのか?」と心配する必要はありません。
どうぞ、安心して練習と筋トレを両方やってください。
雑感でした。
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【編集後記】
今日は1年ぶりにスノーボードをやりました。恐らく明日は全身がバッキバキの筋肉痛に襲われるでしょう・・・。