7/29(日)論文の読み方入門セミナー

#281 「効率の良い動きを鍛える」って何?ファンクショ◯ルって何?

 

Plank on a pair of medicine balls

 

なをきのつぶやき

最近ファンクショナ◯がどーのこーの言っている人たちが、「筋トレだけやって筋力やパワーを向上させてもダメで、効率の良い動きを鍛えるファン◯ショナルトレーニングが重要なんだ」とか主張しているのをよく耳にします。私の印象では、後者のトレーニングを必要以上に強調していることが多く、「私は筋トレは一切させていません。効率の良い動きを教えています!」とかわけのわからないことを言っちゃっている残念な人もいます。

でも、strongであるべき筋肉が弱いと、他の筋肉がそれを補わないといけなくなり、結果として非効率な動きになってしまうはずです。例えば、大臀筋が弱いと、股関節伸展のためにハムストリングも必要以上に使われてしまい、ハムストリングは二関節筋だから膝関節屈曲モーメントも発揮してしまうので、それを上回るだけの膝関節伸展モーメントを発揮するために必要以上に大腿四頭筋が力を発揮しなければならなくなります。必要以上にハムストリングと大腿四頭筋に負担がかかるそのような状況は、決して効率的ではありません。

その場合、いつまでも「効率の良い動きを教えて」いるだけでは根本的な問題は解決しません。weakな筋肉(例:大臀筋)を鍛えてあげる「筋トレ」を実施して筋力を向上させることによって、結果として効率的な動きが手に入るはずです。だから、「私は筋トレは一切させていません。効率の良い動きを教えています!」とか言っている人がいたら、その人の能力を疑ったほうが良いです。ダマされないように気を付けましょう(そういう人に限って口達者が多いんだよな・・・)。

 

 

まとめ

以前にもブログで紹介した下記の論文を読み直していて、上記のようなことを思いつきました。

#267 【論文レビュー】スクワットではハムストリングより大殿筋と大腿四頭筋(大腿直筋以外)を優先的に使ったほうが、高重量を持ち上げられる

科学的知見は決して単なる机上の空論ではありません。読み方、解釈の仕方しだいで、現実問題を解決してくれる場合もあります。そんなことを考えた週末でした。

 

 

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【編集後記】

暑い・・・。それだけ・・・。