#723 本を執筆するときに役立つテクニック

 

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本ブログでも、編集後記等で2冊目の本を執筆中であるとたびたび言及していましたが、ついに昨日、書き終わって入稿をしました。

いや〜〜〜〜〜、長い道のりでした。

書き始めたのは昨年の4月だったので、丸1年かかったことになります。

 

前作の経験をもとに、10月くらいまでには書き終わるかな〜と思っていたのですが、全く書き終わらず・・・。

12月に締め切りを延ばしてもらいましたが、またもや書き終わらず・・・。

さらに2月まで締め切りを延期してもらっても、まだ書き終わらず・・・。

3度の締め切り延長を経て、ようやく書き終わりました。

 

ちなみに、本のタイトルは「競技力向上のためのウエイトトレーニングの考え方(仮)」です。

 

 

執筆で役に立ったテクニック

本を書くのも2冊目ということで、少しずつ執筆作業の効率化やシステム化も進んできました。

今回、執筆で使ったテクニックやソフトウェア等をシェアしたいと思います:

 

  • ①マインドマップで全体の構成をマネジメント
  • ② Wordアウトライン機能を使う
  • ③ iPad Proで文章チェック
  • ④ フォントを変えて文章チェック
  • ⑤Endnoteで引用文献管理
  • ⑥執筆する環境を変える

 

①マインドマップで全体の構成をマネジメント

前作は、各章でカバーするトピックを大雑把に決めたうえで、あとはとりあえず書き始めてみて、筆が進むままに書いていった感じでした。

しかし、今回は書くトピックが前作よりも広範囲にわたると予想されたので、とりあえず書いてみるという戦略だとまとまりがなくなる恐れがありました。

そこで、マインドマップを使ってまずは全体の構成を考えてから書き始めることにしました。

また、書き始めてからも、マインドマップを適宜修正して、全体像を把握しながら書き進めるようにしました。

 

執筆を終えて振り返ってみると、このやり方は大正解だったな〜と思います。

マインドマップを使っていなかったら、自分が本全体のどの辺りを執筆していて、それが他の部分とどう繋がるのかを把握するのが難しかったと思います。

マインドマップを使って執筆を進めるメリットについては、過去記事に詳細を書いているので、そちらも合わせてお読みください。

#652 マインドマップアプリ「MindNode」で全体のストーリー構成を考えながら、本を執筆する

 

 

② Wordアウトライン機能を使う

Wordのアウトラインは階層構造になったリストを作成してくれる機能です。

「第1章→1.1→1.1.1・・・」という感じで、本全体を小見出しにわけて読みやすくしてくれます。

また、このアウトライン機能を使うと、Wordのナビゲーションウインドウに目次のようなものが表示されるので、こちらも文章の全体像を把握しながら書き進めるのに役立ちました。

 

後者の目的についてはマインドマップと重なるところもありますが、マインドマップは事前に全体像を構成するのに使える一方、Wordアウトライン機能は書き進めながら次第に出来上がっていくものなので、少し役割は違います。

両者を使うメリットはあると思います。

» 参考:契約書、原稿から税理士受験まで。便利なWordアウトライン・スタイル|EX-ITブログ

 

 

③ iPad Proで文章チェック

執筆中の文章チェックはPCで行いましたが、一通り書き終わっての最終チェックはiPad Proを使って行いました。

文章を書いていると何度も読み返すので、新鮮な気分で読むのが難しく、実際には書かれていないのに自分が伝えたいことを勝手に補足して読んでしまう場合があります。

PCで読んでいたのをiPad Proで読むように環境を少し変えるだけでも、ちょっとだけ客観的に読むことができるような気がしました。

 

また、Apple Pencilを使って赤ペンで修正項目を書き込むことができるのもiPad Proを使うことのメリットです。

昔ながらの習慣で、文章をチェックしたり修正したりするときは赤ペンで書き込むというアナログなやり方がなんとなく好きなのですが、それと同じことをiPad ProとApple Pencilを使えばデジタル環境で再現することができます。

しかも、プリントアウトして紙を無駄遣いすることなしに。

#618 第三世代iPad Pro 12.9インチとApple Pencilで論文を読む環境を整える|紙に印刷して読むのと同じ読み心地をデジタルで再現

 

 

④ フォントを変えて文章チェック

これも自分が書いた文章を新鮮な気分で客観的に読んでチェックするためのテクニックの1つです。

以下のツイートを見てやってみようと思ってやってみたら、結構良かったです。

 

 

⑤Endnoteで引用文献管理

今回の本のテーマは「考え方」だったので、論文を引用する必要性はそれほど大きくなかったのですが、それでも結果としてそこそこの数の論文を引用することになりました。

「私はこう考えます」とただ主張するよりも、論文で裏付けられることができる部分は論文を引用しておいたほうが説得力も高くなると思ったので。

もちろん、引用したのは論文だけでなく、本や雑誌、ブログ等も引用しました。

で、引用する文献等の数がそこそこ多い場合は、文献番号を管理したり、文献リストを作成したりするのをすべて手動でやるのはほぼ不可能です。

そこで、大学院で論文を執筆するときに使っていたEndnoteを利用して引用文献の管理をしました。

私が持っている論文の情報については、すでにEndnoteに取り込んであったので、文献を引用したときはそれを選択してボタンをポン!と押すだけで文献番号やら文献リストやらは自動でやってくれました。

#220 Endnoteを使って学術論文のPDFファイルを管理する

 

 

⑥執筆する環境を変える 

基本的には自宅で執筆をしていたのですが、同じ環境でずーっと執筆をしていると、やはり飽きてきます。

そんなときは、執筆する環境を変えるために、よくスタバに行っていました。

ラテを頼み、1時間半ほど滞在し、集中して執筆をすることができました。

自宅で執筆しているとしばしば娘の邪魔がはいるというのもありましたので・・・。

今回の本を執筆するために、スターバックスで相当のお金を使ったと思います。

 

 

まとめ

本を執筆する機会があったら参考にしていただければ幸いです。

ちなみに、1冊目の拙著「ピーキングのためのテーパリング −狙った試合で最高のパフォーマンスを発揮するために−」は絶賛発売中です。

まだお読みになっていない方はぜひ!

 

 

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【編集後記】

執筆もとりあえず終わったことだし、少しAmazonプライムビデオでも楽しもうと思って「ビッグバン★セオリー」を観始めました。1エピソードが20分ほどでサクッと終わるので、ちょっと時間が空いたときにクスッと笑うのにちょうど良さそうです。