無料でブログを書くのはもったいない?
物事をコツコツと継続するのがあまり得意ではない私ですが、このブログは珍しく続いています。
継続してブログを書いてきたおかげで、多くの人に読んでもらえるようになりました。現在、月に5万を超えるページビュー数があります。
周りにも私のブログを読んでくれる方が増えてきて、「あれだけの情報を無料で提供しているなんて太っ腹ですね」とか「有料情報サイトよりも勉強になりますよ」とか「河森さんのブログ、有料にしたほうがいいんじゃないですか」とか言ってもらう機会もあります。
しかし、私はブログを有料化するつもりはありません。今後も無料で続けていくつもりです。
私自身、情報がタダだとは思っていないし、本当に必要な情報はお金を払ってでも手に入れるべきだと考えています。
しかし、その一方で、ITが発達した現代においては、これまでにないくらい情報を手に入れやすい環境があるのも、また事実です。自分しか知らない情報を囲っておき、それを利用してお金を稼ぐのは難しい時代です。
だったら、ブログを書いて自分の持っている情報を手放してしまったとしても、そのこと自体はもったいないとは思いません。
情報を持っているか持っていないかで勝負する時代は終わっているんです。
誰でも手に入れることのできる情報の山のなかから、自分が求めている情報を見つけ出し、その情報が持っている意味を見出し、「点」である1つ1つの情報がどのように関連するかを体系づけて「線」にする能力。これからは、そこで勝負する時代だと思います。
私が書いているブログ記事の1つ1つはある意味「点」にすぎません。
それに、私がどこかで入手してきた情報を、私というフィルターを通してブログ記事にしているだけなので、探そうと思えば他でも似たような情報は探せるはずです。
もちろん、私というフィルターを通して、私の考え方を伝えていることが、私の提供している「価値」ではあるんですが。
だから、ブログを書いて「点」の情報を無料で手放しても、もったいないとは思いません。
「点」である情報をいかにして「線」にするか、という部分こそ私の独自性・専門性だと考えています。
そして、その「線」にしたものを提供する「トレーニング指導」というサービスや、どのように「線」にするかをお伝えする「自主開催セミナー」については、有料としています。
無料で書いているブログという「点」を読んでいただいた上で、「線」を求めて有料サービスをご利用いただけるお客さまがいるわけなので、無料でブログを書いても割に合うのです。
逆に言うと、割に合うように(=有料サービスに繋げるように)ブログを書いているということです。
まとめ
結局何が言いたいのかというと、ブログを無料で書くことで、貴重な情報をタダで手放してしまうことを、そもそもデメリットだと感じていないということです。
別な言い方をすると、デメリットよりも大きなメリットがあるからこそ、無料でブログを続けているのです。
「河森さんのブログ、有料にしたほうがいいんじゃないですか」と言ってくれるのは、私のブログの価値を認めてくれているからこそだと思いますが、どうぞご心配なく。無料でも十分ペイできていますので。
もちろん、ブログを無料で読んでくれた方がすべて有料サービスを利用してくれるわけではありませんが、それならそれでいいと割り切っています。ブログを読むだけでは問題が解決できないという方だけ、有料サービスをご利用していただければ。
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【編集後記】
ここ数日間、お腹がピーピーなのですが、だんだんお腹がピーピーであることに慣れてきました。人間の適応能力ってスゴイ!