ここ最近はNIKEのヴェイパーフライ、通称「厚底シューズ」が注目を集めています。
箱根駅伝でみんなピンクのシューズを履いていて話題になったかと思えば、今度は使用が規制されるかもしれないという報道がでています。
それはそれで興味深いトピックなのですが、今日は同じシューズでも、ウエイトトレーニングをするときに履くべきシューズについて解説します。
ウエイトトレーニング時に履くべきシューズ
過去にも本ブログにおいて、ウエイトトレーニング実施時に適したシューズについての記事を書きました。
» 参考:ウエイトトレーニングをする時に履くのを避けるべきシューズとオススメのシューズ
» 参考:ウエイトトレーニングに最適なシューズ 〜 新たなカテゴリー「クロスフィットシューズ」
そこでは、以下のようなタイプのシューズをオススメしています:
- ウエイトリフティングシューズ
- フットサルシューズ
- クロスフィット用シューズ
それらに共通しているのは「足裏(とくに踵部分)にクッション性がなく安定している」という点です。
ウエイトトレーニングの中でも、とくに立った状態で実施するようなエクササイズにおいては、この足裏の安定性は非常に重要です。
ここが不安定でグラグラしていると、安全性にも問題がでるし、挙げられる重量も限定されるのでトレーニング効果も下がってしまいます。
アスリートが実施するウエイトトレーニングでは「フリーウエイト」エクササイズがメインです。
そして、フリーウエイトだと立った状態で実施するエクササイズが多いので、やはり、足裏が安定するようなシューズを履くことにはメリットが大きいです。
» 参考:ウエイトトレーニングおける「フリーウエイト」って何?
中高生は体育館シューズを履いてウエイトトレーニングしましょう
パーソナルトレーニングのクライアントさんの場合、上記のようなことをお伝えすると、3つのうちどれかのシューズを用意してくださいます。
しかし、チームに対してトレーニング指導をする場合、とくに中高生を相手にする場合には、なかなか「ウエイトトレーニング用のシューズを買って」と言うわけにもいきません。
まあ、フットサルシューズだと1万円以下で買えるし、少なくとも3年間は使えるはずなので、長期的にみたら割に合う投資だとは思うのですが。
とはいえ、お金を出すのは学生本人ではないので、そこが難しいところです。
家庭の事情で買ってもらえる選手と買ってもらえない選手が分かれてしまうのもなんだかイヤです。
そう考えていたら、あることに気づきました。
学校で指定して買わされるような「体育館シューズ(体育館履き)」がウエイトトレーニング用にピッタリであると。
もちろん、学校によってどのようなタイプのシューズを体育館シューズとして指定しているかは多少の違いはあると思います。
しかし、私が想像するような一般的なものであれば、足裏のクッション性はそれほどないはずなので、ウエイトトレーニングにはうってつけです。
何より、みんな持っているはずなので、学生間で差が出ることもないし、新たに出費をしてもらう必要もありません。
まとめ
ということで、ウエイトトレーニングをするときに履くべきシューズのリストに「体育館シューズ」が加わりました。
とくに、通っている学校の部活の一環で学校でウエイトトレーニングをする中高生の場合、履くべきシューズは「体育館シューズ」の一択でいいと思います。
学校外の施設でトレーニングをするなら、いちいち体育館シューズを持ち出すのは大変なので、それ用のシューズを用意したほうがよいかもしれませんが。
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【編集後記】
昨日は卓球の全日本選手権男子決勝の試合をテレビ観戦しましたが、レベルが高くて面白かったですね。しかも2人とも高校生。将来が楽しみです。