今年も12月に入ったので、少しずつ1年を振り返るブログを書いていきます。
まずは恒例の「今年読んでよかった本ベスト10」です。
2023年に読んでよかった本ベスト10
それでは、順不同で紹介していきます。
- 起業家の勇気 USEN宇野康秀とベンチャーの興亡
- Force: The biomechanics of training
- ウクライナ戦争
- イスラム教の論理
- The Warm-Up: Maximize Performance and Improve Long-Term Athletic Development
- まちづくり幻想 地域再生はなぜこれほど失敗するのか
- ザ・ファブル The second contact
- ランナーのカラダのなか: 運動生理学が教える弱点克服のヒント
- ドリフターズ(7)
- とにかく仕組み化――人の上に立ち続けるための思考法
起業家の勇気 USEN宇野康秀とベンチャーの興亡
起業家のエネルギーを感じました。
自分もビジネスという面で、もっとリスクをとって、情熱的に動かないといけないかな〜と思うと同時に、もう若くないしな〜という気持ちも・・・。
単純に物語としても楽しめました。
Force: The biomechanics of training
S&Cの観点でバイオメカニクスを解説してくれている本です。
典型的なバイオメカニクスの教科書的な本と違って、堅苦しくなくカジュアルに読める一冊です。
いきなり分厚いバイオメカニクスの本を読むのに抵抗のある方にオススメです。
S&C視点でのバイオメカニクスということでいうと、私も動画教材を販売しているので、合わせてチェックしてみてください(動画 S&Cバイオメカニクス入門)。
私はKindle Unlimitedを使って英語版を読みましたが、日本語訳も出版されています。
そちらを私は読んでいないので、翻訳の質については不明です。
ウクライナ戦争
最新のニュースをより理解するために、時事問題についての本も読んだりします。
最近はイスラエル・パレスチナのニュースの影に隠れていますが、まだ継続中のウクライナでの戦争について、その背景についての知識を増やすことができました。
イスラム教の論理
こちらも時事問題関連の本です。
留学中にサウジアラビア人の同僚がいたり、シンガポールで働いていたときにはマレー系の方々がイスラム教徒だったり、ずーっと日本に住んでいるよりは多少イスラム教徒の方々と触れ合う機会がありました。
そんな時に抱いた「違和感」について、非常に納得感のある答えを本書は与えてくれました。
ニュースを見ていて、イスラム過激派がなぜ残虐なことをするのか疑問でしたが、それについてもなんとなく理由が見えた気がしました。
The Warm-Up: Maximize Performance and Improve Long-Term Athletic Development
ウォームアップをテーマにしたセミナーを企画するにあたって、参考にした本です。
ウォームアップにおける「RAMPシステム」というものを提唱されているIan Jeffreys氏が執筆されています。
私のセミナーの内容は、この本をそのまま反映したものではありませんが、1つのアイデアとして活用させていただきました。
まちづくり幻想 地域再生はなぜこれほど失敗するのか
移動時にVoicyという音声コンテンツ配信アプリを使って、いろいろなチャンネルを聞いています。
その中でも木下さんのチャンネルは抜群に面白く、興味を持ったので木下さんの著書を読んでみました。
地域再生というのは、私の専門とはまったく関係のない分野ですが、物の考え方がとても合理的で面白かったです。
ザ・ファブル The second contact
もともと好きだったマンガの第2シリーズです。
めちゃくちゃ面白いんですが、全9巻で第2シリーズは終わってしまいました。終わるの早い(涙)
もう第3シリーズはでなさそうな気がするな・・・。
ランナーのカラダのなか: 運動生理学が教える弱点克服のヒント
著者の藤井先生のツイッターをフォローしていて、セミナー等にも参加して、その内容がとても面白く現場でも使えることから、本書も間違いないと思い発売直後に購入しました。
幅広い分野についての生理学的な知識を学ぶことができる一冊です。
ただし、1つ1つのトピックについてはそれほど深掘りされていないので、この本をベースにして、そこから先は紹介されている論文等を読んで、自ら深めていくのがS&Cコーチにとっては最適な活用法である、と感じました。
それができる人にとっては情報の宝庫です。できない人にとっては物足りなく感じるかもしれません。
ドリフターズ(7)
面白くて読み始めたマンガだったのですが、前巻が発売されてから5年近くも新巻が発売されていませんでした。
途中で打ち切りにでもなったのかと忘れていたら、今年、久しぶりの新巻の発売となり、一部で話題になりました。
やはり面白い!!
間が開かずに次の巻が発売されることを祈ります。
とにかく仕組み化――人の上に立ち続けるための思考法
「識学」というマネジメント法をベースに、会社で仕組み化をする方法について解説された本です。
同著者の「リーダーの仮面」「数値化の鬼」をあわせて読むと、とても参考になります。
私はフリーランスとして一人で仕事をしているので部下はいませんが、チーム指導をするときに役に立つ知識だと感じます。
まとめ
振り返ってみて、2023年は読書量が例年よりも少なかったことに気づきました。
今年は家を建てて引っ越す、というプライベートでの一大イベントがあったこともあり、そちらに時間とエネルギーが取られてしまいました。
2024年はプライベート面では少し落ち着くはずなので、また読書量を増やしていく予定です。
読書っていうのは、何よりもコスパ抜群の投資ですから。
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【編集後記】
今日から高校バスケ最高峰の大会ウインターカップが始まります。
私がトレーニング指導をしている正智深谷高校の男子バスケ部も埼玉県代表として出場します。
3年生にとっては勝っても負けても最後の大会なので、後悔のないようなプレーを期待したいです。
まずは無事に出場できることを祈ります。