#530 【Bリーグ特集③】なぜBリーグのS&Cコーチになりたいのか – ①強みを最大限に活かして貢献できる

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Basketball basketball court beach 305244

 

バスケBリーグチームのS&Cコーチ就任を目指して始めたBリーグ特集を続けます。

今日は、私がどうしてBリーグのS&Cコーチになりたいのかについてお話します。

 

 

私がBリーグのS&Cコーチになりたい理由

①強みを最大限に活かして貢献できる

私はもともとウエイトリフティングやパワーリフティングを競技者としてやっていたわけではありません。

また、ボディビルディングをやっていてゴリゴリマッチョなわけでもありません。

さらに、陸上競技をやっていたわけでもありません。

したがって、ウエイトリフティングやパワーリフティングを教えられるとか、身体を大きくさせることができるとか、早く走るフォームを教えられるとか、そういう一点特化した強みがあるわけではありません。

じゃあ、私の強みは何なのかと考えると、「幅広いトピックについて科学的知識を有していること」と「ストレングス&コンディショニング(=アスリートが勝つためのトレーニング)を追求してきたこと」の2点が挙げられます。

 

まず、私は博士号まで取得した研究者としてのバックグラウンドを持っており、バスケ選手のトレーニングやコンディション調整に関わるさまざまなトピックについて、幅広い科学的知識を有しています。

また、必要に応じて、最新の研究結果を収集して、知識をアップデートすることも可能です。

 

ただ単にウエイトトレーニングのプログラムを作ってエクササイズのやり方を教えるだけでなく、持久力トレーニングのプログラムも科学的知見にもとづいて作成することができます。

また、コンディション調整という点でも、ピーキング・テーパリングに関する本を執筆するほど精通しているので、状況に応じて適切なコンディション調整について提案することが可能です。

さらには、ウォームアップ等についても、できるだけ科学的知見にもとづいて、効果がある可能性が高いやり方を選択することができます。

つまり、私は幅広いトピックについて学術論文を読んでおり、科学的知見にできるだけもとづいた総合的な・包括的なサポートを提供することができるということです。

そうした私の強みを最大限活かすという点では、プロスポーツチームのサポートというのはピッタリだと考えています。

 

単純にウエイトトレーニングをガシガシやってデカく強くさせればいいというわけではなく、たとえばシーズン中は週末の試合への疲労の影響との兼ね合い等も考えながら適切なやり方を選択する必要があります。

また、前回のブログでも触れましたが、ウエイトトレーニングと持久力トレーニングを組み合わせる時に、どのように組み合わせたら筋力向上阻害効果を抑えることができるのか、というマネジメント能力も求められます。

そのようなさまざまなチャレンジに遭遇するであろうBリーグのS&Cコーチという仕事こそ、幅広いトピックについて科学的知識を有している私の強みを最大限に活かせるのではないかと感じています。

 

また、「ストレングス&コンディショニング(=アスリートが勝つためのトレーニング)を追求してきたこと」も私の強みです。

ひとことで「トレーニング」と言っても、見た目を良くするためのトレーニングや健康を向上・維持するためのトレーニング、身体を動かして楽しい時間を過ごすためのトレーニング等、さまざまなものがあります。

そして、それらとアスリートが勝つためのトレーニングである「ストレングス&コンディショニング」とでは大きく異なります。

 

私はこれまで、競技アスリートに特化して、トレーニング指導を実施してきました。

アスリートがパフォーマンスを向上して勝つ確率を高めるために、体力面の専門家として何ができるのかだけをトコトン考えて追求してきたのです。

そうした中で、トレーニングのことだけを考えて、トレーニングだけ完璧に実施して体力が大幅に向上したとしても、実際の競技パフォーマンス向上に繋がらないという経験もしてきました。

場合によっては、トレーニングで成果をあげることに集中しすぎて、疲労や筋肉痛が競技練習に影響を及ぼしてしまい、パフォーマンス向上に結びつかないこともあります。

あるいは、競技練習には悪影響を及ぼさないようにしつつトレーニングを実施して体力を向上できたとしても、それをうまく競技の動きに繋げることができないために、トレーニング効果が競技成績に反映されないこともあります。

そういうケースにおいて、どうしたらアスリートやチームの勝ちに繋げることができるのだろう、ということをトコトン追求して考えてきて、今ではある程度「こうすればうまくいくはずだ」というノウハウを確立しつつあります。

たとえば、単純に「身体をでかくする」という点ではボディビルディングのバックグラウンドを持ったトレーニング指導者に勝てないかもしれませんが、パフォーマンス向上という最終目標に繋げるための手段として「身体をでかくする」ためのトレーニングを実施するのであれば自信があります。

 

 

まとめ

少し長くなりそうなので、今回は「強みを最大限に活かして貢献できる」という理由を説明するだけにとどめておきます。

残りの理由はまた次回以降に書きます。

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※誠に勝手ながら、オファーを検討させていただくのは関東のチームに限らせていただきます。

 

 

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【編集後記】

昨日も引き続き朝倉さんのもとでムーブメントトレーニングのインターンを実施。

ムーブメントトレーニングを指導していても、結局のところ、ウエイトトレーニングを正しいやり方で実施するのが重要だよねというところに行き着きます。