10月8日の日曜日に日本体育大学で開催された日本トレーニング科学会で、シンポジストを務めました。
シンポジウムのテーマは「これからのトレーニング現場で求められる人材」でした。私を含めた3名のシンポジストが20分ずつ発表をして、その後、会場からの質問に対してそれぞれが回答するという形式でした。
話した内容
私はS&Cコーチという立場から、これから現場で求められるS&Cコーチ像について、個人的な意見を述べさせていただきました。
20分という短い持ち時間でコンパクトにお話をしましたが、一言で言うと「研究者としてのマインドを持ち合わせたS&Cコーチ」ということでまとめました。
多少、学会に招待されたということで忖度をした部分もあったかもしれませんが・・・。でも本音です。
また、質疑応答で「シンポジストの立場から見て、ダメダメな研究者ってどういう人ですか?」というご質問があり、科学的知見を教えてくれたり測定結果をフィードバックしてくれたりする研究者はいいけど、「だからこういうトレーニングをしたほうがいいですよ」と言ってくる人はダメダメであるとお答えしました。
どういうトレーニングをするのかは我々S&Cコーチが決めることですからね。そこまで踏み込んでくるんだったら、あんたがトレーニング指導すればいいでしょって話です。
ようするに「わきまえる」のが重要だということでしょう。私だってS&Cコーチの立場で、競技スキルや練習について口は出さないですから。
まとめ
私は自分のシンポジウムしか参加していないので、学会の他のシンポジウムや発表は見ていません。せっかくの機会なので、他の発表も見ればよかったかなと少し後悔しています。
学会の雰囲気については、正体不明のツイッター主J-Shiraさんが雑感としてまとめられているので、興味のある方はそちらを読んでみてください。
version.3: 第30回トレーニング科学会雑感 https://t.co/7Zyn8hZN2M
そこそこ長くなりました。よろしくお願い致します。
— J-Shira (@Team_inspire)
※ちなみに、学会終了後にJ-Shiraさんとお話をしました。実在する人でした。
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【編集後記】
結婚式に向けて、シルバーのタキシードを試着したのですが、完全にタキシードに着られている感じでした。まるでオズの魔法使いに出てくるブリキの木こりでした。う~ん・・・。