#825 「レジスタンストレーニングのバイオメカニクス」特集の紹介

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S&Cコーチが学ぶべき基礎的学問分野には色々あります。

解剖学とか生理学とか栄養学とか。

その中の1つに「バイオメカニクス」があります。

S&Cコーチにとってのバイオメカニクス的知識の必要性については、私も以前からブログやツイッターで啓蒙してきたつもりです。

バイオメカニクスをテーマにしたセミナーも開催しましたし、それを収録した動画も販売しています。

 

 

トレーニング指導に役立つ学問としてバイオメカニクスを捉える

S&Cコーチにとっては重要な学問である「バイオメカニクス」ですが、いざ学ぼうと思ったら「とっつきにくい」という印象を持たれる方は多いでしょう。

単なる学問として学ぼうとすると、学校の授業を受けるような感じで、なかなか大変です。

私も大学生のときは、とりあえず単位をとらないといけないからという理由だけで、なんとか頑張って学んでいたような記憶があります。

 

そんなバイオメカニクスをできるだけ楽しみながら、モチベーションを維持して学び続けるための秘訣は、バイオメカニクスの知識がトレーニング指導にどう役立つのかを理解することだと私は思います。

「こんな難しいこと勉強して、それがどう役立つんだよ!」みたいな感じで、トレーニング指導への関連性を見いだせないまま学び続けるのは、苦痛でしかありません。

でも、「ああ、この知識があればトレーニング指導のこういう場面で役立つんだ」ということが理解できれば、もっと積極的に学ぼう、と思えるはずです。

これはバイオメカニクスに限らず、他の基礎的学問分野の勉強をするときにも当てはまることです。

 

とはいえ、残念ながら、トレーニング指導とかS&Cに特化したバイオメカニクスについて学ぶことのできる機会は限られているのが現状です。

 

 

「レジスタンストレーニングのバイオメカニクス」特集の紹介

そんな中、日本トレーニング科学会の学会誌で「レジスタンストレーニングのバイオメカニクス」というタイトルの特集が組まれていたので、紹介します。

参考 特集「レジスタンストレーニングのバイオメカニクス」学会誌「トレーニング科学」第33巻3号(2021年)

 

これはバイオメカニクスという学問についてイチから学べるような資料ではありません。

しかし、バイオメカニクスの知識が、レジスタンストレーニングについて深く理解する上でどのように役立つのか、についての具体例がたくさん掲載されています。

それらの記事を読めば、「ああ、バイオメカニクスの知識って、こういうふうに使えるんだな」というのがなんとなく感じることができるはずです。

 

 

まとめ

やっぱり、「自分が学んでいることが実際にトレーニング指導で役立つんだ」と思えるか思えないかで、勉強へのモチベーションも変わりますし、理解度も大きく変わってくるはずです。

「S&Cコーチがバイオメカニクスを学ぶとどう役立つの?」の具体例を知る、というつもりで、ぜひ今回紹介した特集記事を読んでみてください。

また、現在販売中の動画教材においても、ストレングス&コンディショニングの実際との関連性を意識しながらバイオメカニクスの基本的なところを解説しているので、そちらも合わせてご視聴いただければ。

動画 S&Cバイオメカニクス入門

 

 

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【編集後記】

1歳になったばかりの息子の夜泣きがひどかったのですが、ここ数日は、朝まで起きずに寝てくれています。

睡眠が途切れずに、継続して寝れるっていいですね。改めて感じています。

このまま、夜泣きを卒業してくれるといいのですが・・・。