#791 「いつ筋肉痛になるのか」を知っておくことのメリット

 

Pexels karolina grabowska 4498193

 

行きつけのジムがずっと閉まっていたのですが、緊急事態宣言解除によって今週から再開しました。

さまざまな理由から、私自身、ウエイトトレーニングを休止していましたが、久しぶりにやってきました。

早速全身が筋肉痛になり、とくにハムストリングと内転筋の痛みが激しく、歩幅の狭い変な歩き方になっています。

 

個人的に、ウエイトトレーニングをした後にやってくる筋肉痛は嫌いじゃありません。

今現在も「いや〜、この痛み久しぶりだな〜♡」ってな感じで、筋肉痛をエンジョイしているところです。

 

 

アスリートにとっての筋肉痛

しかし、これは、筋肉痛があってもなんの問題もない立場に私がいるから言えることです。

もし私がアスリートだったら、そんな呑気なことは言ってられません。

痛みのせいで、試合や練習における動きが変になってしまうようだと、パフォーマンスが低下してしまい、大問題です。

 

アスリートの場合は、筋肉痛にならないに越したことはありません。

筋肉痛にならずに済むなら、アスリートにとってはそっちのほうがいいのです。

そもそも、トレーニング効果を得るために、筋肉痛というのは必須なものではないので。

» 参考:【アスリート向け】筋肉痛はトレーニング効果と比例しない

 

とはいえ、筋肉痛を恐れるあまり、ウエイトトレーニングをやめてしまうわけにもいきません。

アスリートがウエイトトレーニングを実施することで得られるメリットは、やることで発生しうるデメリット(例:筋肉痛)をはるかに超えるものですから。

したがって、アスリートはウエイトトレーニングを基本的にはやるべきだし、やっていたら筋肉痛になってしまうときはなってしまうものです。

それを完全に避けることはほぼ不可能です。

 

しかし、ウエイトトレーニングを実施することで起こりうるデメリットの1つである「筋肉痛」に対して、なんの対策もせずにほったらかしにしておくわけにもいきません。

とくに、アスリートにウエイトトレーニングを指導するS&Cコーチであれば、なおさらです。

「筋肉痛」への対策にはいろいろありますが、まずは「いつ筋肉痛になるのか」を知ることが第一歩です。

 

 

「いつ筋肉痛になるのか」を知っておくことのメリット

S&Cコーチが「いつ筋肉痛になるのか」を知っておっくことのメリットはいくつかあります:

  • メリット①:予言を的中させることで「この人、すごい」と思わせることができる
  • メリット②:筋肉痛の程度を減らすための工夫をすることができる
  • メリット③:筋肉痛がおこるタイミングを操ることができる

 

メリット①:予言を的中させることで「この人、すごい」と思わせることができる

「いつ筋肉痛になるのか」を知っておけば、予言をすることができます。

このタイミングで筋肉痛になりそうだ、と思ったら、事前にアスリートや競技コーチに「明日か明後日くらいには筋肉痛が来るでしょう」と伝えておきましょう。

その予言どおりに筋肉痛が来たら、「この人、すごい(ノストラダムスの再来か!)」と思わせることができるかもしれません(ノストラダムスの大予言は当たらなかったけど)。

 

まあ、筋肉痛が来ることを予言して当てただけで、アスリートや競技コーチからの信頼を一気に勝ち取ることができるなんて私も思っていません。

しかし、ちょっとだけ「おっ!」と思わせることはできるでしょう。

そういう小さな「おっ!」の積み重ねが、信頼を勝ち取ることに繋がると私は信じています。

そのために使えるちょっとしたテクニックの1つとして、「筋肉痛が来ることを予言する」というのはS&Cコーチが持っておいて損はないでしょう。

 

 

メリット②:筋肉痛の程度を減らすための工夫をすることができる

「いつ筋肉痛になるのか」を知っておけば、筋肉痛の程度を減らすための工夫をすることができます。

具体的な工夫については、過去のブログ記事でいくつか紹介しているので、興味のある方はそちらをお読みください。

» 参考:「ロシアンリーン」とか「ノルディックハムストリング」とか呼ばれているエキセントリックを強調したエクササイズを導入する時に、筋肉痛をできるだけ抑えるためにできる工夫

 

これらの工夫をするためには、そもそも「いつ筋肉痛になるのか」を知っておく必要があります。

筋肉痛にならないタイミングでそれらの工夫を活用しても意味がないからです。

あくまでも、筋肉痛になるタイミングにあわせて、ピンポイントで活用するからこそ意味のある工夫なのです。

筋肉痛の程度を減らすための工夫を知っておくことも大切ですが、その大前提として、いつ筋肉痛になるのかを把握しておくことはマストです。

 

 

メリット③:筋肉痛がおこるタイミングを操ることができる

「いつ筋肉痛になるのか」を知っているというのは、別の言い方をすると、「どういうことをすると筋肉痛になるのか」を知っているということです。

それを知っていれば、いつ筋肉痛になるようなことをするか/しないかをコントロールすることが可能になります。

つまり、筋肉痛がおこるタイミングを操ることができるようになるのです。

 

たとえば、重要な試合のタイミングで筋肉痛が起こることは絶対に避けたいところです。

パフォーマンスに悪影響を及ぼすので。

あるいは、新しい技術を習得しようとしている時期にも、筋肉痛は避けたいところです。

技術習得が阻害されてしまうので。

» 参考:【論文レビュー】筋トレによるダメージや筋肉痛が残っている状態で練習すると技術習得が阻害される!?

 

「いつ筋肉痛になるのか」「どういうことをすると筋肉痛になるのか」を知っておけば、そうした筋肉痛を避けたいタイミングで、筋肉痛にならないようにすることができます。

筋肉痛になるようなことをしなければいいわけなので。

 

とはいえ、筋肉痛を怖がりすぎてしまうと、求めているトレーニング効果を得ることが難しくなってしまいます。

「体力向上を狙ってトレーニングをガシガシするときには、ある程度の筋肉痛がおこることは避けられない」と認識した上で、このタイミングだったら少しくらい筋肉痛になっても大丈夫だろう、という時期を狙ってガシガシとトレーニングをすることが大切です。

つまり、筋肉痛を絶対に避けたい時期と、ある程度は許容できる時期をわけておいたうえで、トレーニングの内容を調整することで筋肉痛がおこるタイミングを操るということです。

それができるための大前提として、「いつ筋肉痛になるのか」を知っておくことが欠かせないわけです。

 

 

まとめ

S&Cコーチとして、「いつ筋肉痛になるのか」を予言する能力は必須スキルの1つです。

ぜひとも「筋肉痛予言者」を目指して、筋肉痛についての知識を習得していただければ。

 

動画 S&C筋肉痛

 

 

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【編集後記】

完全ワイヤレスイヤホンのメリットの1つは、装着したままマスクのつけ外しができること。

デメリットの1つは、外を歩いている時に落としたら、側溝の穴とかに入っちゃうリスクがあること。

ここ最近の気付き。

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