2014年ももうすぐ終わりです。振り返ってみればあっという間でした。2月に腰痛になり、人生初のMRIを体験したりもしました。リハビリでは自分なりに工夫をして、腰にできるだけ負担をかけないようなエクササイズを選択して実施しました。今後腰痛になったアスリートを指導する機会があったら、最初にどのようなエクササイズを処方すれば良いかを学べたので、ある意味良い経験でした。また、全日本女子バレーS&Cコーチの甲谷さんと一緒に月間トレーニング・ジャーナルで連載を開始したり、12月にはセミナー講師を2週連続で務めるという無理をしたりもしました。常に「原稿を書かなきゃ」とか「プレゼンの準備をしなきゃ」というプレッシャーがある状態で1年を過ごした気がします。しかし、そのおかげでトレーニングに関するさまざまなトピックに関して、自分自身の考え方を深めることができたと思います。やはりトレーニングと同じで、仕事においてもある程度自分にストレス(=過負荷)をかけることが成長するためには必要なんだと実感しました。
ということで、2015年も自分を成長させるためにブログ記事を定期的に書いていきたいと思いますが、とりあえず2014年に書いた記事の中から、自らトップ10を選んでみたいと思います。Facebookのいいねの数やツイート数とは関係なく、「自分で良く書けたな〜」と思える自己満足度の高い記事を選びました。
1位 #203 ベーシックエクササイズだけやってればいいのか?競技特異的なエクササイズをやらないでいいのか?
2位 #192 そもそもトレーニングは必要?バージョン2.0
5位 #208 「ハイテクトレーニング」と「科学的トレーニング」を混同するな!
8位 #173 ボクサーのパンチ力をアップさせるために広背筋を鍛えろって言うけど、どうなの?
9位 #180 体力トレーニングと精神論:「キツい」について
10位 #214 「トレーニング効果」も重要だけど「トレーニング効率」にも注意を払うべきではないのか?
こうやって眺めてみると、私がブログ記事を書く時の原動力は「怒り」や「憤り」であることが多いのかな〜と思います。ダメS&CコーチやエセS&Cコーチのやっていることや主張に対して「何言ってんだこいつ!!」という気持ちになって、それを正したいと思う気持ちが原動力なんだと思います。ありがたいことに(というか残念なことに)、そのような「怒り」や「憤り」を覚える機会は巷にあふれているので、それをエネルギーに代えて来年もバリバリとブログを書いていくので、よろしくお願いします!